無責任裁判の全記録公開

これは、私が体験した冤罪事件の全裁判記録を公開したサイトです。

私たちは、まだまだ、何事も損得づくで考えたり、何時もその場の空気や強いものに追従
する傾向があるのではないでしょうか。法曹も同じです。ですから、真実はたやすくねじ
曲げられ、無実の者が、家族もろとも地獄に落ちる不運は人々の想像よりもはるかに多い
と思います。ここで紹介する冤罪事件は、その中の軽微な一例に過ぎないでしょう。
もう少し清々しくフェアーな社会にしたいものです。

《新聞で知る他の大きな冤罪事件について思うこと》
2005.04.05　名張毒ぶどう酒事件の再審決定――。こんな嬉しいことはありません。
79歳の死刑囚：奥西勝さんの喜んでいる姿が目に浮かびます。
よかった。本当によかった。（2005.04.06）
2005.04.08　名古屋高検が再審決定に異議申立て――。毎度のこととはいえ、残念。
でも、奥西さん。もう少しです。元気にがんばって下さい。（2005.04.18）
2005.09.21　布川事件の再審決定。2005.09.26水戸地検即時抗告――。自白調書が
唯一の直接証拠。その自白が客観的状況と矛盾するという。
桜井さん、杉山さん、もう少しですね。がんばって下さい。(2005.09.27)
2006.02.09　横浜事件、免訴――。新聞の判決要旨を読む限り、成る程と思えます。
が、無実の、亡き被告人たちの無念をおもうと心が痛みます。(2006.02.10)
2006.12.26　名古屋高裁が再審開始決定を取消し――。何ということ！ 奥西勝さん、
私たちは何もしてませんが、名張毒ぶどう酒冤罪事件を忘れてません。
お元気で頑張って下さい。（2006.12.27）

1996.11.18 開設、2002.06.23最新訂

三宅喜一郎

(　目　　　次　) 
　　第一部　無責任裁判の概要
　　第二部　第一審(東京地裁)の記録 
　　　　�T　　公判の流れ概要
　　　　�U　　検察官：1992. 8.10　起訴状 
　　　　　　　　　　　1992. 9. 7　追起訴状 
　　　　　　　　　　　1992.10.16　追起訴状 
　　　　　　　　　　　1992.12. 9　冒頭陳述要旨 
　　　　　　　　　　　1995.10.24　論告要旨 
　　　　�V　　弁護人：1993. 7.22　冒頭陳述書 
　　　　　　　　　　　1994. 6.20　弁論更新に際しての冒頭陣述書 
　　　　　　　　　　　1994.12.20　冒頭陳述書の補充書 
　　　　　　　　　　　1995. 8.30　冒頭陣述書の補充書 
　　　　　　　　　　　1995.11. 7　弁論要旨 
　　　　�W　　被告人：1995.11. 7　陳述書(添付図表は準備中)
　　　　�X　　裁判所：1996. 2.22　判　決 
　　　　�Y　　公判調書：事前打合せ調書
　　　　　　　　　　　：証人尋問調書（準備中）
　　　　�Z　　物的証拠：検察側証拠
　　　　　　　　　　　　　　　告訴人夫妻の供述調書
　　　　　　　　　　　　　　　日本信販社員、東芝総合ファイナンス社員の供述調書
　　　　　　　　　　　　　　　平和ホームズ社員の供述調書（一部）
　　　　　　　　　　　　　　　捜査報告書
　　　　　　　　　　　　被告・弁護側証拠（準備中）
　　第三部　第二審(東京高裁)の記録 
　　　　�T　　弁護人：1996. 2.28　控訴申立書 
　　　　　　　　　　　1996. 9. 2　控訴趣意書 
　　　　　　　　　　　1996.10.15　控訴趣意書補充書 
　　　　　　　　　　　1996.10.18　(裁判官)忌避申立書 
　　　　　　　　　　　1996.l0.26　忌避申却下に対する異議申立書 
　　　　�U　　検察官：1996.10.16　答弁要旨 
　　　　�V　　裁判所：1996.10.23　(忌避申立書に対する)決定 
　　　　　　　　　　　1996.10.30　(異議申立書に対する)決定 
　　　　　　　　　　　1996.11.20　判　決 
　　第四部　第三審(最高裁)の記録 
　　　　�T　　弁護人：1997. 5.19　上告趣意書（添付資料は準備中） 
　　　　　　　　　　　1997. 8. 7　上告趣意補充書
　　　　　　　　　　　1998. 2.27　異議申立書
　　　　�U　　被告人：1997. 5.19　上告趣意書 
　　　　　　　　　　　1998. 2.27　上告棄却決定に対する異議申立書
　　　　�V　　裁判所：1998. 2.23　決　定 
　　第五部　参考資料 
　　　　�T　　甲66、67、70に基づく第一審の会社財務に対する事実認定は正しいか、についての『鑑定書』
　　　　�U　　「朝日新聞が倒産事件を刑事事件にフレームアップした」(2002.06.21改訂)
　　　　�V　　旧ホームページ（1998.10.3 改訂版）


　　　　注記：訴訟記録は、縦書きを横書きに直しています。但し、各頁の行数、各行当たりの文字数は原本と同じです。
　　　　　　　作業は、イメージスキャナーとＯＣＲを利用して進めました。原本の誤字、脱字等はそのままです。