[パソコン]
A7N8X-Deluxe PCB revision 2.0
カスタムBIOSの利用
20092011年となった今でもこのマシンを現役で使っています。
SATAコントローラ、SiI3112Aのメモ
このマザーボードでは、SATAコントローラのSiI3112Aがオンボードで接続されており、
SiI3112AのBIOSがマザーボードのBIOSの中に含まれている形となっている為、
SATA単体でBIOSアップデートすることは出来ません。
PCB revision2.0のマザーボードでASUSからダウンロードできる最終バージョンのBIOS
1008ではSATAハードディスクの600Gbyteぐらいまでしか認識する事ができないようです。
HGST製のHDDでしたので、FeatureToolを使って容量を減らして認識させましたが、
どうしてもこの400Gbyteの無駄が気に入りません。
しつこく情報を調べて行くと価格.comで、同じ事で困って質問している方がいて、
カスタムBIOSを使えば認識できそうだという事を知りました。
http://bbs.kakaku.com/bbs/05402011281/SortID=9168858/
最終的に1TByteのHDDの認識についてまでの報告が無いため、完璧かどうかは分かりませんが、有益な情報です。
下記サイトでA7N8X-Deluxe PCB revision 2.0用のBIOS1008をSiI3112A部分のみ更新したBIOSを見つけました。
http://forums.pcper.com/showthread.php?t=437190
asus.zipというファイルです。
公式から手に入るものではないので、リスクヘッジを出来る状態になってから試したところ、マザーボード自体のBIOS部分は変わらないためか、CMOSクリアなどの作業も必要なく
BIOS更新が終わり、さくっと1TByteのHDDを認識するようになりました。
更新されたSATA ROM BIOS version 4.2.83の数字も確認できました。
このマザーを現役で使っている人は少ないと思いますが、
この動作報告が必要な人がいるかもしれないと書いてみました。
SATA転送レート設定は特に意識しなくとも認識するようです。
注意点としては、同じA7N8X-DeluxeでもPCB revisionが違うとBIOSも代わってくるので、PCB revisionが違う場合は試さないで下さい。
最終更新時間:2011年05月06日 14時27分08秒