金華山とその周辺



自宅より仰ぎ見る金華山の山容

岐阜市で最も有名な山といえば標高338m(公称329m)の金華山です。山頂には岐阜城が建てられており、遠くからも良く目立ちます。岐阜市の最高峰は金華山ではなく、長良川を挟んで北側にある(通称)百々ヶ峰(418m)なのですが、知名度も山容も圧倒的に金華山が勝っています。まさに岐阜市の象徴と言ってもよいでしょう。ちなみに、338mというのは最高地点である岐阜城が立っている場所の標高で、329mは現在の三角点のある場所の標高です。

この山は江戸時代の間、ずっと一般人立ち入り禁止だったそうで、他の里山とはずいぶん雰囲気が違う、カシやナラの類の常緑樹の林になっています。市街地に隣接どころか市街地の中にあるような山ですが、他にはない自然の姿を残している山なんだそうです。北側の麓の岐阜公園からはロープウェイが懸かっており、山頂の岐阜城周辺は岐阜市の代表的観光地として整備されています。

また、手軽なハイキング・お散歩道としても親しまれており、岐阜公園から4ルート、岩戸公園から2ルートの整備された登山道がある他、日野や達目洞から西山尾根を通る道も山頂に通じています。また、尾根続きの上加納山方面には、金華山ドライブウェイという観光道路が通っています。

私も、このあたりをよく徘徊していますので、金華山とその南側の上加納山といわれる地域のもろもろをご紹介します。


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