3.最終日のハプニング
さてさて、早いものであっという間に帰国する日になってしまいました。飛行機の都合でロサンゼルス経由で日本に帰ることになっていたのですが、これが全てのトラブルの始まりでした・・・
この日は、前日までの晴天とはうって変わって、朝からどんより雲り空でした。サンフランシスコ空港からロスまではリノ航空(QQ888)を利用したのですが、これが天候の影響でなんと1時間30分も遅れてしまい、予定ではサンフランシスコ10:05発だったのが11:35を過ぎてやっと離陸。ロスに着いたのが12:40頃でした。ロスから日本へは、13:00発JAL061便に乗る予定でしたので、この時点で残り20分しかありませんでした。また、今回のJTBツアーのスケジュールでは、ロサンゼルス空港でJTB係員が乗り継ぎの手続きをしてくれるとのことだったので、私はロサンゼルス空港のことや乗り継ぎに関してなんの予備知識も持っていませんでした。けれども、いざロサンゼルス空港に降り立ってみると、JTB係員なんて何処にもいないではありませんか。とても焦りました。とにかくJALの搭乗手続きカウンターまで行こうと思い、空港内案内図を見てから、ダッシュしました。やっと搭乗手続きカウンターに着き、時計を見たら13:00で、もう確実にJAL061便には乗れないことは分かっていましたが、一応念のため聞いてみました。案の定ダメででした。とほほ。こういう時の手続きって慣れた人なら余裕なんでしょうけども、私はこんな経験初めてで、おまけに英語はろくに喋れません。すぐにJTBの緊急連絡先に電話をして、JTB係員に来てもらいました。電話をしてから15分程でJTB係員の方と会うことができ、すぐにいろいろと手続きをしてもらいました。そして、何とか14:50発のシンガポール航空成田行きSQ011便に乗ることができ、無事日本に帰ってこられました。
しかし、日本に帰ってきてからがまた大変で、サンフランシスコで預けたスーツケースが、ロスで私が乗る予定だったJAL061で先に日本に届いていたようで、探してもらい荷物を受け取るまで、1時間近く待つことになってしまいました。
さて、このトラブルで偶然乗ることになったシンガポール航空ですが、なんとJALより良いんですよ、これが。何が良いかって、まず、エコノミーでも全席に液晶テレビが付いていて、好きな映画やニュースが見られる上、座席に着いているコントローラを外してゲームまで出来るようになっています。おまけに、このコントローラが電話にもなり、クレジットカードさえあれば、席を立たずに電話がかけられるようになってました。また、食事も、行きに乗ったJALより美味しかったですね。洋食と日本食の2種類があって、日本食では茶そばが付いていて嬉しかったです。乗ってすぐに、歯ブラシと靴下?が全員に配られるし、ドリンクなどのサービスも含め全体的にすごく良く感じられました。さらに、スチュワーデスさんがみなさん綺麗なこと!。シンガポール航空、お奨めですよ〜。
成田空港の入国審査の所で、私の前に長髪で身長は160cm位の小柄、そして今どきの高校生が着るような服を来た兄ちゃんが並んでいました。なんか何処かで見たことあるような顔だなぁと思い、ちょうどパスポートを開いたところを後ろから覗いてみたら、名前のところに"Tetsuya Komuro"と書かれているではありませんか。あらまぁ、小室哲哉だぁ。握手でもしてもらおうかな、なんてふと思いましたが思いとどまりました。本人には悪いけどあまり好きではないので・・・
今回の乗り遅れハプニングの副産物でした。