昨日(4月13日)、京都キャンパスプラザで情報化研究会創立40周年記念・京都研究会を開催しました。 22名が参加し、写真のとおりにぎやかでした。 京都駅前のイタリアンで行った懇親会には14人が参加、祇園白川での二次会は11人が参加しました。 京都は桜がちょうど満開で、祇園白川では川の流れの上にライトアップされた桜がきれいでした。
情報化研究会創立40周年記念・京都研究会模様
研究会では私と稲田さん、有賀さんの3人が講演しました。
「企業ネットワークの40年とこれから目指すべきモデル」
情報化研究会主宰 松田次博
企業ネットワークの40年を簡単に振り返ったあと、現在、ネットワークを進化させている3大要因と目指すべきネットワークのモデルを提示しました。 最後のスライドのまとめは次の3点です。
1.サービスインテグレーションの時代になっても「個性あふれる企業ネットワーク」を作ることができる。
2.「個性」は従来の常識にとらわれない「目的」から生まれる。
3.人間に求められるのは「アイデア力」、「まとめ力」、「先読み力」の3つ
「DXで成長を実現するには 〜成功のための方法論と目の付け所〜」
早稲田大学リサーチイノベーションセンター教授 稲田修一氏
稲田さんが書いた講演概要、「DXの必要性がようやく社会で認識され、取り組む組織が増えてきた。しかし、「何のためのDXか」が明確ではなく、成果をあげることができない組織も多い。本講演では、主に中小の製造業をモデルに、成功のための方法論と目の付け所について議論したい。」
DXで一番重要なのは「あるべき姿を描くこと」というのが印象に残りました。
「40分でたどるICT活用80年の歴史」
AITコンサルティング代表取締役 有賀貞一氏
有賀さんが書いた講演概要、「1984年開始以来、情報化研究会40周年。 84年は、アップルが画期的PCマッキントッシュを発表した年。 それをさかのぼる40年ちょっと前、1942年世界初のコンピュータアタナソフ&ベイリー・コンピュータ(ABC)が開発された。
その後のICT活用の歴史はご承知の通りであるが、改めて80年間の歴史を40分で解説という、むちゃなトライをします。」
LLMに不可欠なNVIDIAのCPUのすさまじい集積率、それがもたらす圧倒的な計算量。 「量が質を凌駕する」という言葉が現在のコンピュータ活用を表すキーワードだと思いました。
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