タイトル わたしのスキャンダル
内容(参照)
「月刊ASUKA 1991年1月号」より
初出掲載誌 月刊ASUKA 1991年1月号
発行元 角川書店
単行本 未収録


<解説>

 この作品は、近年のものではあるが、出版社も小学館ではなく、ノーマークだったファンも多いのではないだろうか?フジテレビの「笑っていいとも!」のテレフォン・ショッキングと同じようなかたちで、執筆した漫画家が次回の担当を指名、紹介するリレー形式のコーナーに執筆した2ページ漫画である。

 高橋留美子先生が自分自身をネタにする作品は、「けも・こびるの日記」以来で、タッチからするとペンでなく、ロットリングかフェルトペン系の画材で描かれた近年では珍しいものと言える。

 内容としては、幼稚園の頃、気分的にかったるくて幼稚園に行きたくないという気持ちから思わず泣き出してしまったのを、太郎ちゃん(仮名)がつねったと偽ってしまったという、人生最初の悪事を描いたものとなっている。

 ちなみに、高橋先生は本そういち氏の紹介を受けての執筆で、高橋先生が紹介したのは、元アシスタントのさいとう邦子さんだった。


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