タイトル | MOON大ペット王 (第3話、第4話) |
内容(参照) | 「小学三年生 1993年12月号」より |
初出掲載誌 | 小学三年生 1993年12月号、1994年1月号 |
発行元 | 小学館 |
単行本 | 未収録 |
<解説>
10月号、11月号に前年の第1話、第2話が再録されたのに続いて、第3話、第4話が描き下ろされた。
第3話はクリスマスネタで、校長先生の提案で学校の大きな杉の木にツリーを作ることになるが、対立している男子と女子は協力せず、それぞれに飾りを作り出す。双方とも、飾り付けのときにMOONの力をあてにしていたのだが、両方からワイロとして食い物をもらっていたMOONはすっかり太って飛べなくなり、まったくの役立たず。結局、男子と女子は協力して飾り付けをすることになるというお話。
第4話は、隣り同士である翔太とりん子の両家族がスキー旅行に行く話だが、行った先の旅館にいたずらな妖怪・雪童が住みついており、旅館は凍りつくような寒さで、風呂も料理もみんな凍ってしまっているというありさま。そこで、この妖怪・雪童との戦いとなる。最後は、雪童の父が現れて雪童を叱りつけ、遊んでもらったお礼をくれるのだが…。(笑)
どちらも、いかにも児童漫画らしいストーリーとなっている。が、第3話に出てきた校長先生が、ほとんどカーネル・サンダースだったり、雪童撃退のアイテムが使い捨てカイロだったりなど、高橋先生らしさものぞいている。
尚、第1話、第2話の解説で書き忘れたが、翔太たちの担任の女の先生も要チェックだ!(笑)