タイトル 勝手なやつら
内容(参照)
「高橋留美子傑作短編集 1」より
初出掲載誌 週刊少年サンデー 1978年28号
発行元 小学館
単行本 単行本:るーみっくわーるど 2
高橋留美子傑作短編集 1


<解説>

 言うまでもなく、プロとしてのデビュー作であり、第2回小学館新人コミック大賞の佳作受賞作である。もともと全32ページの作品だったのだが、初出掲載時は6ページ目と10ページ目がカットされて、30ページでの掲載だった。その影響もあってのことなのか、詳細は定かでないが、9ページ目の最終コマの台詞が単行本とは違い、「そろそろ手術を始めるっぴゃ!!」であった。

 その後、週刊少年サンデー1000(1981年12月25日号)に再録された際に全ページ掲載となったが、9ページ目最終コマの台詞は初出掲載時と同じで、復活した10ページ目先頭コマの半漁人の台詞が「無駄な相談だっぴゃ!!」となっていた。

 単行本「るーみっくわーるど 2」への収録時に9ページ目最終コマの台詞が「わははは、無駄な相談だっぴゃ!」に、10ページ目先頭コマの半漁人の台詞が「手術を始めるっぴゃ!」に変わり、「高橋留美子傑作短編集1」でもそれが継承されたが、週刊少年サンデーR(1995年8月20日号)では、前述の週刊少年サンデー1000のかたちに戻して掲載されていた。(このときは、扉絵のあおり文句や柱の文句も初出掲載時のものが使われていた。)


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