タイトル | 風塵(第二回) |
内容(参照) | 「高橋留美子同人誌全集 vol.1」より |
初出掲載誌 | フキダシ vol.6 |
発行元 | 日本女子大学漫画研究会 没 |
単行本 | 未収録 |
備考 | <ペンネーム>けも・みとめ |
<解説>
連作漫画の第2回目担当分なので、ストーリーとしては結論を見ていないが、前回に登場した主人公格キャラ、目丸○○(絵柄から見て、目白花子先生のものと思われる。)を引き継ぐとともに、同格のオリジナルキャラ、目吊丸を登場させている。
目吊丸は、顔立ちが女性っぽいが、扉絵で男であることが強調されている。ちなみに、目吊丸は「八宝斎先生28人目の弟子」と名乗っており(冒頭で八宝斎というキャラも登場している。)、この頃から「八宝斎」という名前を使用していたことがわかる。
目丸○○と目吊丸は、密書の受け渡しをするが、敵方の目点族に捕われてしまう。この目点族の忍者の1人が、のちに「うる星やつら」で抜け忍かえでの追手として登場するチビ忍たちの原型、一目丸である。
全体的にナンセンスなノリと初期の特徴である強引な設定が目を引く。枠外のミニ百科によれば、当時の日本にはまだ多くのパンダが生息していたそうだ。(笑)