国県市指定
    下 館 の 文 化 財 Part1.


 @ 国指定重要文化財

   木造観世音菩薩立像(彫 刻)  指定月日 昭和25年8月29日


             

 施無畏山延命院観音寺の本尊。鎌倉時代の作で、別名延命観世音とも称する。
 本躰像高102.2cm、光背総高109.1cm、輪光経33.9cm、台座総高33.6cm。
 観音寺の由緒は寺伝によれば、第31代用明天皇のときに梁(中国)の帰化人法輪独守居士が仏像を安置したのにはじまる。
 延命の称号は、独守居士が悪疫退散を祈願して湧出した清泉の霊験が第36代孝徳天皇の御感に達し、延命の称を賜ったという。

  ●所在地 下館市中館522。  所有者 観音寺。