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さあ、ことしも行ったぞ!北海道
Updated on 2000.11.18.


08/19(土)
曇り晴れ
曇りのち晴れ
そして、2000年も北海道へ行けることになりました。
 今年は、太平洋航路がこぞって「ミレニアム割引」「JAF会員割引」なんかで、いつもの年より、かなりフェリーが割安になるというので、いつもは新潟まで高速道路で夜間走行し「新潟〜小樽」の新日本海フェリーに乗るところを、今年はブルーハイウェイラインに乗ることにして、会社の近くの近畿日本ツーリストへ予約を入れたのは、一応6月のボーナスが出てからだった。
  この選択が(フェリー会社の)、良かったのか悪かったのかは、一概に言えないのだが、やはり新日本海フェリーの方が絶対にGOODです。安くても、二度とブルーハイウェイラインは使わないと誓った、今回の北海道旅行でした。
04:00-ライオンズマンション駐車場
 初めてのことなので、大洗までどれくらい時間がかかるかわからない。かなりの余裕を持って出発しようと、前夜は、翌朝4:00出発を宣言!
 いつもなら、その位で言っておくと、何やらかんやらで、5時ごろ出発になるだろうと、たかをくくっていたんだが、今回は割と早めに準備完了し、出発となった。
 写真は、まだ暗いけど、いざ出発というところである。ホンダオデッセイV6 3000CC 4WDが快適なクルージングを約束してくれるはず。
04:15-おいおい、まだ出発しないのか?
 なんて言いながら、04:15に出発。我が家からだと、高速道路は使わずに、つくば経由〜石岡〜水戸の手前で涸沼をかすって、という経路が最短です。高速道路を使わずにフェリーに乗れるというのも、今回の安さの要因でもあるわけだが。
 出発とほぼ同じに子供たちはお休みモードで熟睡。自分たちがどこに連れられていくのかわかっているんだろうか?いつものことながら、朝早い出発だと、一番下のるうくは、夕べふとんに入ったのは覚えているが、気がつくと全然しらないところに誘拐されていた状態かもしれない。
06:10-かなり、早めについてしまった大洗港
というわけで、石岡から6号線に入り、しばらくは少し混んできた国道をはしるが、やがてそれとも分れて、途中、何の渋滞もなく、事故もなく暴走族の嫌がらせもなく、いつもの車中の兄弟喧嘩もなく、すんなりとついてしまった大洗フェリーターミナル。
 朝ご飯と、船の中でのお弁当(昼、夜の分)を買いに行くために、カーナビでコンビニを検索(新車になってこの機能がついて便利です)。最短距離のセブンイレブンに向かって市内へ戻るが、なぜか、予定とは違うセブンイレブンの駐車場に停車。そこには、同じようにお弁当を買い込む人たちで総長から賑わいを見せていた。弁当、パン、クーラーBOX用の氷、おにぎりとお酒をしこたま買い込み、再び、フェリーターミナルの乗船の列に並ぶ。
08:30-錆が浮きまくりのオンボロフェリー「さんふらわあ」
いやーな予感はしていたんだけど、目の前にあるのは、やっぱり「アウトライダー」でおなじみの、これ以上古い船はないかと思うくらいの名船「さんふらわあ」であった。
 帰りに気がついたんだが、大洗〜苫小牧航路は、夜の便は新型船で、昼間の便は旧型を使っているようだ。まあ、それでもやっぱり、新日本海フェリーにはかなわない。参考までに、同じ航路でも、東日本フェリーのほうが、まだましだそうだ。
 家族を車に残して、親父だけがターミナルで乗船手続き。こんなに朝まだ早いというのに、結構な列ができておりました。
09:00-それでも、まだまし2等寝台
 船室は、2等寝台、船内はほぼ禁煙状態だったので、それは救われたが、それでも旧式のフェリーにありがちな重油の臭いが立ち込めているのは相変わらずといったところ。
 しかも、不気味なのは、廊下という廊下、ロビーにもトイレにも、これでもかというくらいのエチケット袋「通称ゲロ袋」が、スーパーのレジのようにぶら下げられており、今夜の航海の先行きを不安にさせる光景であった。
 北海道旅行中、始終言いつづけられることになる、「新日本海フェリーがよかったなぁ」というカミさんのつぶやき。はいはい、安さだけでえらんだ私が悪ぅございました。
11:00-まだまだ元気な子供たち
当日は、台風くずれの熱帯性低気圧が北海道東方海上に抜けていく途中で、まだその余波が残っている海だったため、ゆれるゆれる。波に乗り上げるたびに揺れる、いわゆる上下運動で、しばらくぶりにエレベータ状態に遭遇しました。
 出港して、しばらくするといきなり同室のおばさんがゲロし始めるし、あっちでも、こっちでも悲惨な光景が目に飛び込んできた。
 あればかりは、こっちはそうでもないのに、見ているのがいやんなっちゃうし、ましてや狭い船室だとゲロの音が聞こえてくるし、本人の狂う椎野はわかるんだけど、外にいってやってくんない?って感じでした。
 ちなみに、我が家の長男たすく君もついに夜中にはダウンしてしまったが、ほかは酔い止めの薬が効いたのか、無事でした。大正製薬の酔い止めの薬、効きますよ! 。
13:00-そして、お昼はお弁当
 ちなみに、この船の昼食は、ピラフとカレーとスパゲティから選択式で、値段の割には食べたくなるような品物じゃないし、大体レストランが狭いし美しくないし、ほとんどの人は、コンビにの弁当やカップラーメンを食べていたようです。
 カップラーメンは、船の売店でも売っているし、お湯はただで無尽蔵に使えます。でも、船酔いで食事どころじゃなかった人のほうが多いんじゃないでしょうか?
19:00-夜もお弁当
 ということで、夜もおにぎりとパンの残り、まあ明日から北海道でおいしいもの食べるぞ!という気持ちで、我慢のしどころ。
00:00-そして、夜は更けゆき、荒れる太平洋
  こうなりゃ、もう寝るしかないですね。ビデオルームやバーラウンジがあるわけでもなく、何の楽しみもないフェリーの中では、遠く近くから聞こえるゲロの声のみ(まだいってるよ)。
 ウィスキーの小瓶を口に運びながらぁ〜、と明日のドライブスケジュールを計画。今回はノートパソコンに、地図情報システムを放り込んできたので、ルート探索もできるし、なかなか役にたった。ナビゲーションシステムもオプションでつけられるが、それは車についているので良しとした。


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