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[2003/03/29]
会社をクビなりました(汗)。
いや、別に悪いことをしたワケではないですよ
(経営不振のため社員大量解雇とかで)。
次の働き場所はすぐに決まったのですが、
どうせなら半年くらい遊んでも良かったかも...
雑記
問題:鏡はなぜ左右逆に見えるのか。
これは、まあ 昔からのFAQと言えるんですけど、最近ちょっと気になってます。
昔に比べると、掲示板etcでの回答が雑になってるような気がするんですが(^ ^;
何というか、正しい事を言ってはいるんだけど わかってないんじゃないか、
回答者は自分で自分の答えに疑問をもたないのか? と思わせるものが増えてるんです。
具体的には、
「鏡に向かい合っているとき、左右が逆なのではなく前後が逆なのである」
という回答なのですが...
ちなみに、結論から言っておくと、鏡像の説明としてこれは正しいです。
ただし、我々が普通鏡を見て左右逆と感じるのには ちゃんと理由があって、
それは 上記の説明ではきちんと答えられていません。
どうも 上記の答えで片付けている人に限って、鏡に対する自分の経験を
ちゃんと納得していないのではないか、自分でとことん考えることなしに、
本や学校の授業を鵜呑みにしているんじゃないかと思えて仕方が無いんですよ。
(余計なお世話ではありますが...)
ところで、全く予備知識が無い(この問題について考えたことがない)人にとっては、
左右ではなく前後が逆という説明はわかりにくいかもしれません。
これは経験的に言えば、車を運転しているときにバックミラーを見て、
後ろの車が左右どちらに曲がっているのか間違える人はいない、ということです。
実際、ワリバシか何かで組み立てた「xyzの座標軸」を持って 鏡に向かい合うように
立ってみれば、自分の持っている座標軸と 鏡の中の座標軸では 左右・上下の向きは
同じで 前後の方きが逆になっている事は一目瞭然でしょう。
しかし、だからといって左右が逆という感覚が間違っているわけではありません。
誰しも経験として、床屋で鏡に映った時計が左回りに回っていること、
鏡に映った文字が左右反転していることは「知っている」はずです。
先のバックミラーの例で言えば、車が曲がろうとしている向きは間違えないけど、
そのナンバープレートの文字は左右逆に見えるでしょ?
本当はそこのところが重要なんです。
(もちろん、ここをちゃんと説明している人も大勢います)
というわけで、ぜひ興味が沸いた人は鏡について考えてみてください。
この問題については、私も自分なりに考えて答えを出した事があって、そう言えば
まだMSNがパソ通だったころに掲示板に書いたりした覚えもあります(懐かしい)。
それをここに書けよ! とツッコミが入りそうですが...
うーん。自分で考えないと面白くないでしょ。(^ ^;
それに 図を描かないと説明しずらいんですよねー。
図を描く余裕(?)が出来たら更新するかも。
ちなみに、上記の文脈では左右逆しか述べてませんが、もちろん上下逆もアリです。
水面に映った山や風景は上下逆に見えますが、あれももちろん鏡像です。
(これ重要)
→ 鏡はなぜ左右逆に見えるのか:続編