1994年度

「中学生の生活意識実体調査」
(10月1日)
 日本PTA全国協議会副会長・薄田泰元さんがゲスト。 同会が行った、「子供の生活意識・実態調査」で女子中学生の27%がテレホンクラブに電話した経験があることが判明。 東京・原宿に集まる中学生の声を交えながら問題を考える。

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「男の家庭科先生」
(10月8日)
 高校家庭科の「男女共修」に併せ、家庭科を教える男性教師が登場。 その1人の神奈川県立栗原高校教諭・村山哲也さんの授業風景を紹介しながら、 男性にとっての「家庭科」について考える。

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鳥の「羽根図鑑」
(10月15日)
 山階鳥類研究所の笹川昭雄氏がゲスト。 1本の羽根から鳥の分類が分かる「羽根の図鑑」を、 細密画を描きためているという。 子供のころ撃ち落としたメジロの体温を手に感じてから、 命の大切さを知り、鳥の研究に打ち込んだと語る。

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「気象予報士合格者にきく」(10月22日)
 9月に発表された第1回気象予報士合格者の中から、 気象協会の近藤精治さんと、損害保険会社に務める指田朝久さんの2人を迎える。 局地予報がビジネスになる時代に、気象予報士の役割について聞く。

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「水泳でアジア大会出場」(10月29日)
 モンゴル代表の水泳選手としてアジア大会'94に出場したラムバダ・バットトウルダ君(17)がゲスト。 名古屋の高校に学ぶ彼の夢は、 モンゴルにプールを作り、 五輪選手を育てることだという。

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「高校生のエイズ予防」
(11月5日)
 川崎市の保健所の医師、吉永陽子さんがゲスト。 ハワイの非営利団体が開かれている、 高校生へのエイズ教育の指導者を育てるセミナーに参加した吉永さんが、 エイズはだれでも感染の危険があるので、 偏見を捨てて取り組むべきだと語る。

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「受験生のストレス解消法」(11月12日)
 心理学者の富田隆氏がゲスト。 受験生は受験当日の成功をイメージし、 そこから現在までをさかのぼり、 予想されるトラブルの対策をシュミレーションすれば良いと語る。

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「内申UP方程式」
(11月19日)
 業者テストの禁止などもあり高校入試が偏差値重視から内申書重視に移りつつある。 そこで出版されたのが内申書攻略本。 編集者である学研総括編集長の安田理氏に、 内申書を良くする方法、 都道府県別の内申書の扱い方を聞く。

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「カンボジアに本を贈る」(12月3日)
 内戦当時、知識層が迫害されたカンボジアでは専門書が極端に不足しているという。 「難民を助ける会」では本を贈る運動を展開、 14,00冊の英語、仏語の本をプノンペン大学図書館などに寄せた。 同会の中谷純江さんらに聞く。

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「テディベア・アーティスト」(12月10日)
 クマのぬいぐるみ、テディベア・アーティストで津田塾大生の渡邊真弓さんがゲスト。 クマを愛したセオドア・ルーズベルト大統領にちなんで名付けられたテディベア。 その創作コンテストで日米の賞を総なめにした彼女に、 クマのぬいぐるみ作りの楽しさを聞く。

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ラジオ・ドラマ作品「レプリカ」
(12月17日)
 本年度の高校文化祭放送劇部門で、 最優秀作品賞を獲得した都立国立高校のラジオドラマ「レプリカ」を紹介。 シナリオを書いた同校2年の丸山恵さんを迎え、 ラジオドラマにかける思いを聞く。

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「明治時代の近代化に尽くした“キオソーネ”について」(12月24日)
 明治天皇や明治の元勲の写真とされるものは、 実はイタリアの銅板画家・キオソーネが描いていた。 明治初期に来日し、紙幣や切手の銅板技術を伝えた彼の切手が、 11月に発売された。日伊文化交流研究家・リア・ベレッタさんに聞く。

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「第18回ホテル正月特訓指導」(12月31日)
 東大を狙うため東京の小学生が兵庫の灘高や鹿児島のラサール高への入学を希望する。 “受験戦争”は、正月がヤマ場。 恒例のホテル泊まり込みの特訓風景などを伝える。

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1995年度

「専門学校から司法試験合格」(1月7日)
 難関とされる司法試験に合格した三田恵美子さん(22)がゲスト。 「憲法の前文は思いやりの塊。読んでいると温かい気持ちになる」と言う彼女に聞く。

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「医歯薬系大学受験情報」(1月14日)
 医歯薬系受験雑誌編集長・浅見友春さんがゲスト。 現在の医学部は父親の世代に比べて10倍の勉強が必要。 高収入や地位にあこがれるのではなく、まじめな学問への態度、 人間的な自覚が大切だと語る。

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「獣医学最前線」(1月21日)
 麻布大学助教授・小方宗次さんがゲスト。 獣医学は動物の病理だけでなく、動物と人間との関係を問い直すことが重要なテーマになるという。 動物のストレス、アレルギー、近親交配、安楽死などについて、人間とのかかわりを考える。

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「手話で落語を」(1月28日)
 落語家・古今亭圓菊がゲスト。 二つ目の時代、半身不随になった師匠の古今亭志ん生をおぶって高座に通ったころの苦労話などを聞く。

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「宇宙物理学と時空計算尺」
(2月4日)
 宇宙の空間と時間を、さまざまなスケールで比較できる“時空計算尺”を作った、 東大名誉教授で生物物理学者の和田昭允さんがゲストで登場。 「われわれは百億光年のドラマの真っただ中に生きている」と言う和田さんは、 宇宙物理的視点で生命をとらえられている。

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「受賞の喜びを語る」
(2月11日)
 全国で最も優れたプロの家庭教師におくられる“ベストテューター・ゴールド賞”を受賞した高田佐登志さんが登場。 生徒が目指す大学へ自らも受験するなど、きめ細かな指導を心がけている。

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「78歳で早大大学院へ入学」
(2月18日)
 主婦連副会長・高田ユリさんがゲスト。 長く消費者運動を続けてきた高田さんは法律の重要性を認識し、 法科への挑戦を決意。今春から早大大学院法律学科に通う。 高田さんは、法律を庶民の生活にどのように近付けるかがテーマだと語る。

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「モンゴルの教育事情」
(2月25日)
 モンゴルは今、教育に力を入れているという。 独立時の識字率80%が現在では5%に減少。 遊牧民の子供は小学校から寄宿舎に入り、 労働力として必要とされる子供には巡回教師が派遣される。 駐日大使のダンプレブ参事官に聞く。

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「人工冬眠」
(3月4日)
 人工冬眠の研究を続けている神奈川県科学技術アカデミーの研究者、 近藤宣昭さんがゲスト。 将来人間の冬眠は可能なのか、など聞く。

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「1年間ボランティア」(3月11日)
 “1年間ボランティア計画”に、アジア地域から参加した3人の女性がゲスト。 その1人、レヌカ・マルアランチさんは、阪神大震災でショックを受けながらも、 兵庫県宝塚市で障害者介助に力を尽くした。

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「花粉症」
(3月18日)
 「花粉症」の命名者でもある東京医科歯科大助教授・斎藤洋三さんがゲスト。 花粉症は、花粉が排ガスや家ダニなどと結びついて起こるもので、 都会の複合汚染が原因。対策は、眼鏡、マスク、 空気洗浄器などを有効に使うのが肝要という。

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「日本の中の在日朝鮮韓国人」
(3月25日)
 番組アシスタントの小川美那さんは、父が韓国人、母が日本人。 東京外国語大朝鮮語科に学び「日本の中の朝鮮、韓国人」という卒論を仕上げた。 親友に在日であることを告げた時、“大丈夫、日本人に見える”と言われた体験が、 この卒論を書かせたという。

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「この窓は君のもの」
(4月15日)
 映画「この窓は君のもの」で日本映画監督協会新人賞を受賞した古厩智之さんがゲスト。 田舎町の6人の高校生を通じて、青春の“言えない思い”と“言わなくても伝わってしまう思い”を描いた。

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「神大震災後の動物たち」(4月22日)
 阪神大震災で飼い主、食べ物を失った動物たち。 兵庫県獣医師会は、神戸市と三田市に救援センターを作り、 千頭の動物を保護した。神戸市獣医師会長・旗谷昌彦阪さんに、動物救援活動について聞く。

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「大検合格から早大へ」
(4月29日)
 高校へ行かず、独学で大学検定試験をパスし。おととし、 早大人間科学部に入学した瀬下麻理子さんにスポットを当てる。 将来は登校拒否児のカウンセラーになるため、心理学を勉強中という彼女の、 もう一つの受験を紹介する。

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