間違いだらけのネットワーク作り(1136)2020/11/21
5Gミリ波の用途(1136)

先週のこのページに梁田さんに撮影してもらったチェンバロの写真を載せました。 きれいな楽器ですね。 紅葉の写真もあって、いつになくきれいなページになりました。

チェンバロの写真が入ったページ

今年最後の研究会を忘年会もかねて12月19日(土)に行います。 
第60回情報化研究会・第8回打倒!コロナ研究会

ミニセミナーは「自営PHSの後継はsXGPでいいのか?」  ローカル5G、5Gもからめて話します。

メインは「2020年、私のトピックス」 参加している方に今年のトピックスを3分程度で話してもらいます。 資料はあってもなくてもけっこうです。 特にトピックスのない方は聴くだけの参加でまったくかまいません。 気軽に参加してください。

5Gミリ波の用途

今週のネットワーク関係のニュースで眼にとまったのはこの記事です。

「5Gミリ波の疑問に答えます」、QualcommがROIなどに言及

5Gに割り当てられている28GHz帯をミリ波と呼びます。 その用途とメリットがまとめられています。
私が注目しているのは「5Gインドアソリューション」と呼んでいる使い方です。 その部分を引用します。

"企業オフィス内通信:大規模なオフィススペースを構える企業がデータ通信の大部分をオフィス内の5Gサービスで賄う場合、ミリ波を採用することで、5〜20%のコスト削減につながる"

ミリ波はオフィスビルの外部にある基地局から、ビルの壁を透過してオフィス内に届くような電波ではありません。 オフィス内で5Gミリ波を使うにはオフィス内に基地局を設置する、インドアソリューションが必要です。 それでデータ通信をカバーすることでコスト削減できる、というのです。

だとすれば、ユーザーが自前で設備投資して、sXGPやローカル5Gを使う必要などないのではないでしょうか? これが12月19日の研究会でのミニセミナーのテーマです。

*ここに書いてあることで質問、ご意見などありましたら掲示板かメールでお知らせください。 

情報化研究会掲示板

 tuguhiro@mti.biglobe.ne.jp



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