間違いだらけのネットワーク作り(1104)2020/4/11
テレワークと閉域モバイル

先週の京都研究会onZOOMが楽しかったので、打倒!コロナ研究会と銘打って、ZOOM上の研究会を毎月1回やることにしました。 リアルの研究会と違って主催者も、講師も負担が少ないので毎月開催も容易です。 第1回の講師はIT業界の重鎮、有賀貞一さんにお願いしました。 実施要領は下記をごらんください。

第53回情報化研究会・第1回打倒!コロナ研究会

テレワークと閉域モバイル

在宅勤務が広がって、私のお客様で閉域モバイルを使っている企業から感想が届きました。 この会社ではSIMが内蔵できるパソコンを使っています。 SIMは閉域モバイルのSIMなので、 パソコンには会社のプライベートIPアドレスが付与されています。 自宅でもモバイルルータやスマホのテザリングを使うことなく会社にいるときとまったく同じ感覚で使えるので評判がいいそうです。

トラフィックがコロナ騒ぎの前と比べてかなり増えていますが、閉域モバイル網と固定VPN網の接続部分の帯域幅も、パケットシェアされたデータ容量も、まだまだ余裕があります。

この閉域モバイルはMVNOを使っているのですが、MVNOで気をつけねばならないのは速度が十分でるかどうかです。 MVNOによってかなり実力差があります。 下図は閉域モバイルではないですが、4月10日のインターネットモバイルの速度を測定したものです。





OCNモバイルは測定値が最も速いのですが、ドコモと比べるとかなり遅いですね。 MVNOの平均を見ると昼休みの時間はゼロに近いような値になっています。 閉域モバイルではこのような測定値が公開されていませんが、採用する場合は事前に実効速度を調べる必要があります。

このグラフの引用元は格安SIMの管理人の速度比較です。

*ここに書いてあることで質問、ご意見などありましたら掲示板かメールでお知らせください。 

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