ウニモグ考第二回



さて、ようやく第二回です。月イチは何とかアップしたいと思います。
前回は初期モデルの411でしたが、今回はその後継にあたり、モデル化も多い406シリーズを紹介します。406シリーズはミニカー化されているモデルも多いので、二回に分けて紹介致します。
(資料参考:SUPER CAR GRAPHIC 1993冬号 二玄社刊)

2000/05/2第二稿

UNIMOG406(トミカ製)
406以降はクローズドボディとなった。
411の登場あたりからユーザからの馬力や加速についてパワーアップ要望に応える方向が出てきた。
411が32HPのディーゼルエンジンから始まってガソリンエンジン搭載や若干の出力向上で生き長らえて行った。

1960年代になって、パワーアップ需要にハイパワーモデルの406を投入することで応えることとなった。
406は1963年にでデビューし、1992年に408にその座を譲るまで生き延び、これもロングセラーとなった。
日本でもこの時期あたりから多くの官公庁、地方自治体に採用されている。
このタイプからの大きな特徴として、トラクションヘッド形式による発売があげられる。
これは、フロントのエンジン、乗車部分のキャビン部のみを販売し、荷台のシャーシについてはユーザのニーズによって必要なものを取り付ける形式である。
これによって、更にあらゆる用途に利用されることになる。
 


トミカ製はリア部分も結構作り込まれている。

トミカ製シャーシはトミカにありがちなモールドですね。

次回は丸目のボンネットが可愛い406について、ウニモグとして秀逸なモデルだったCORGIを中心に画像を紹介します。