ウニモグ考第五回(その1)→その2へ進む



さて、5回目となりました。だいぶ間が開いてしまいましたが、気を取りなおしてすすめたいと思います。
ウニモグと言えばその幅広い活躍場所があることから様々な車種やオプション類を目にすることができます。ミニカーにもそういったオプション類を見かけます。
今回はそのごく一部を紹介致します。
(資料参考:SUPER CAR GRAPHIC 1993冬号 二玄社刊他)

2001/5/1第五稿


CORGIのスノープロウをつけた車両、CORGIのこの手のものは国内では手に入りにくい。

406のスノープロウ付き(CORGI製1/43スケール)
第三回でも紹介した406にスノープロウを付けたもの。
スノープロウが大きいのでかなりの迫力がある。
ウニモグはライト、ミディアム、ヘビーといった形態別いくつかのシャーシ形態が用意されている。
  • トラック仕様:ウニモグの特徴であるPTO、油圧装置を持たず、悪路での輸送や移動を重視したタイプ。国内で販売されているアーバンウニモグもこれに類する。
  • 作業車仕様:PTO、油圧装置を持ち、あらゆるアタッチメントを装備可能なもの。
  • 架装用シャーシ:荷台部分が無く、PTO、油圧装置もユーザが装着を選択する。
  • トラクションヘッド:運転席だけで販売している。シャーシ及びPTO、油圧装置はユーザが選択する。
上記の車種から選択してなおかつ各種アタッチメントを付けられる。アタッチメントについては、数千という中から選択が可能で、あらゆるバリエーションが提供されているようである。

国内で有名なものとしては、除雪車、競馬場の作業車、消防署の消防車、高速道路の清掃車、線路上で作業するための軌陸車といったものがある。

今年2001年はウニモグ生誕50周年ということもあり、昨年あたりからWikingやRocoから盛んに復刻や新製品が発売されている。
特に新しいモデルとしてU300も発売されたことで、そのモデル化も進み徐々に発売されてきている。
U300についてはタミヤでラジコンとなって発売されたことはかなり意外であった。


SikuののU1300?(1/55スケール)
Sikuの除雪車オプションがついたもの。スノーブロアを付けたもので、アイテムとしては面白い。右の写真のようにブロアの部品を付けかえることができる。これはまだミニカーショップで手に入れられることもある。

SikuののU1300?(1/55スケール)
左のものにスノープロウを付け替えたもの。これはスノーブロアとスノープロウがセットで入っている。
リアには融雪剤を撒く散水機器が取り付けられている。
荷台はそのためのタンクである。

GUISVALののU1300?(1/43スケール)
作りはおもちゃっぽくてちゃちだが、GUISVAL自体がマニアックな車種を作成していたりするので、バリエーションは興味深いものがある。
 


Wikingの411(1/87スケール)
1999年のクリスマスに発売になった限定品。
国内では販売されていない貴重な品。

まだその2へ続きます。