「賞味期限についての実験的考察」


<実験者氏名>
○○○○大学 理学部I部化学科4年 △□達忘

<実験題目>
賞味期限を1年過ぎたインスタントラーメンは食べられるか否か

<器具・薬品>
試料:COOPらーめん87しょうゆ味(製造年月日1992年12月13日/賞味期限6ヶ月)

器具:鍋、コンロ、箸

<操作>
1.鍋に約450mlの水道水を入れて、沸騰させた。
2.試料を入れて、よくほぐした。
3.試料が柔らかくなったら火を止め、添付の粉末スープを入れ、よく攪拌した。
4.そのまま食べた。
この操作を3回、3日間に渡って寝る前に行った。
(実験日:1994年5月4日、5月5日、5月6日)

<結果>
試料が食べられるかどうかを判定するため、食べた直後の腹の具合、翌日の便の様子を調べた。
その結果を表1に示す。

表1 試料を食べた直後の腹の具合とその翌日の便の様子
直後の腹の具合翌日の便
1回目異常なし正常
2回目ギュルギュル鳴った正常
1回目異常なし正常

<考察>
結果から、賞味期限を1年過ぎたインスタントラーメンは大体において食べられると言う結論に達した。 近くの立ち食いそば屋のそばを食べると、腹をこわしてしまうことと比べれば全く安全であると考えられる。 今回の実験では1年ものの試料を使用したが、2年もの、3年ものなどのデータが採れればより興味深い結果が得られることであろう。 とりあえず、賞味期限を1年過ぎたくらいではインスタントラーメンの場合、問題なく食べても良いと言える。

<参考文献>
試料パッケージ裏面「おいしい召し上がり方」