5日間の沖縄旅行も最終日である。
朝ごはんを食べにホテル内の食堂へ行く。
和食、洋食のほかに琉球朝食なるメニューもあるというので前日にそれを予約しておいた。
食堂で座って待っていると小皿がたくさん乗ったお盆が運ばれてきた。
これはすごい。
メニュー解説のシートも持ってきてくれた。
この料理に使用する食材もその多くが沖縄産のようだ。
脂濃いものはなく、またなじみやすい味でどれもヘルシーな内容ばかりだ。
野菜を使ったものが多いのでお腹にもたまらない。
※ホテル内で琉球朝食
食後はゆいレールに乗り、ぶらりと首里へ行く。
ゆいレールは高架上を走るので那覇の町がよく見渡せる。
※ゆいレールで首里へ
首里城わきにある龍潭池に行く。
首里城へ行くと観光客で騒がしいがここは静かだ。ここでのんびりと過ごすのがいい。
猫や水鳥、亀がたくさんいてそれらが仲良く共存している。
※龍潭池。その昔、ここで冊封使をもてなし、宴がおこなわれたという。
この水鳥、柵の上で休んでいる。よく落ちないものだ。 池のわきの木陰では猫と亀が仲良く休んでいる。
※水鳥の親子。近づいても逃げない。
龍潭池でしばらく過ごした後、金城石畳の道へ行く。
何度も来ているがこの風景はやはりいい。
この道の下には真っ白な首里の町が広がっているのを確認できる。
※金城石畳の道
続いてすぐ近くにある崎山公園へ行く。
ここはガイドブックには載っていない穴場の公園だ。
夜景がとても素晴らしいのだ。
昼間でも真っ白な沖縄独特の街並みを見渡せる。
那覇空港から飛行機が飛び立つのも遠くに見える。
※首里の崎山公園。
首里の街歩きを楽しんだ後は那覇の牧志公設市場周辺へ戻る。
昼は公設市場2階の食堂でさしみ定食を食べる。
とても暑いのでオリオンビールも。
※牧志公設市場2階の食堂
※オリオンビールとさしみ定食
やはりオリオンビールは暑い沖縄でジョッキで飲むのが一番おいしい。
さしみ定食のイカが新鮮で甘くて大変おいしかった。
味噌汁の代わりにお椀に沖縄そばが付いてくるのはなんとも沖縄らしい。
食後は市場近くのゴーヤージューススタンドへいく。
ここでゴーヤー生ジュースを飲む。
適度な苦みが心地よい。
ビタミンCがたっぷり含まれているそうだ。
これを飲むとなぜかすぐにお腹がすいてしまう。
最初は気のせいかと思ったのだが何度も同じ経験をしているので本当らしい。
消化を助けるようだ。
最後の買い物、沖縄野菜や沖縄漬物、総菜など買い込んでいると声をかけられた。
「あら、お兄さん！久しぶりねえ」
私が沖縄へ通い始めたころに市場の食堂で顔見知りになったおばさんだ。
その後市場の食堂で見かけなくなったのでどうしたのかと思っていたが、今は市場の前のお土産屋をやっているという。
元気そうで何よりだ。
こうしているうちに帰りの飛行機の時間が迫ってきた。
5日間の沖縄旅行、特に今回は数年ぶりに石垣、竹富をゆっくりできてとても楽しめた。
さて、帰宅後、どうも体中のあちこちがひりひりすると思ったら日焼けがひどく、腕も背中も皮がむけていたのだった。
まだこれから夏だというのに夏休みを終えて真っ黒に日焼けした小学生のようだ。