台湾2泊3日の旅・2009夏(2009年7月3日〜7月5日)・1日目
7月3日(金)
毎年この暑い時期になるとなぜか台湾や香港の重たい湿気を含んだ空気を吸いたくなる。香港か台湾かさんざん悩んだ挙句、台湾へ行くことにした。
昨年は台湾新幹線で台北高雄間を往復したが短時間で台湾南部の高雄を楽しめたので今回も台湾南部の町を訪れてみようと思う。
横浜駅からJR成田エクスプレスで第2ビル駅へ。定額給付金をいただいたことだし、ちょっと贅沢してグリーン車を使った。やはり乗り心地がいい。
成田空港利用は1年ぶりだ。この空港はほとんど利用しない。訪韓の際は羽田空港が利用できるし、近くて便利なので。とはいえ、成田空港へ行くるとこれから海外へ行くんだという実感がわいてくる。
まずは空港内でカレーライスを食べる。搭乗前のこの時間がなんとも楽しい。
※成田空港第2ビルの出発口。これから海外へ行くという実感がわいてくる。右はカレーライス。まあ、無難な味。
乗る予定の台北行きは2階建てジャンボ機だ。だが、搭乗時間になっても搭乗口には人があまりいない。韓国へ行くときは毎回すごい行列ができるのだが。
時間通りに飛行機は駐機場を離れたが滑走路手前で停まってしまった。機内アナウンスが入り、「身体に問題が出たお客様を乗せた飛行機がこれから緊急に着陸するので待機する」とのこと。
しばらく窓の外を見ているとトルコ航空機が着陸した。
※台北行き日本航空641便。
10分程度遅れて無事に離陸をした。
機内は驚くほどガラガラだった。
エコノミークラスは3割程度しか席が埋まっていない。
私の後ろにもまだまだ席があるのだが誰もいない。
※ガラガラの機内。
しばらくするとCAさんが飲み物の注文を取りに来た。
いつもならワゴンを押してその場でもらえるのだが今日はあまりに空いているのでワゴンが必要ないのだろう。
梅酒をもらった。
機内食は海鮮中華丼風かハンバーグか選べたので海鮮中華丼風にした。
チャーハンと中華丼の具が入った感じのものだった。なかなかおいしかった。
個人テレビで実写版の映画「ドラゴンボール」を見ているともう台北到着だ。
※飲み物は梅酒、機内食は海鮮中華丼風を選んだ。
桃園国際空港ではほとんど待つことなく入国手続きを終えることができた。
空港ビルの外に出ると予想通りの湿気と暑さだ。
台湾にやってきたと実感する。
国光客運の台北行きバスに乗り、台北駅へ向かう。
今回の宿は台北駅前の天成大飯店だ。
バスに乗ると寒いくらいに冷房が効いている。
とても心地よい。
ひどい渋滞もなく、台北駅に着く。
ここは相変わらずスクーターも路線バスもごちゃごちゃになって走っているのが見える。
ホテルに荷物を置き、さっそく観光開始だ。
※台北駅前の天成大飯店。 台北駅舎
まずは駅前からバスで基隆へ向かう。運賃は55元、時間は50分程度だ。
※台北駅前、基隆行きバス乗り場とチケット
バスは途中、渋滞することもなく基隆駅前に着いた。
※基隆駅舎。
基隆は初めての町、ここでしばらく街歩きをする。
駅の裏は小高い丘になっておりびっしりと建物が斜面に建っている。長崎のような風景だ。
駅前には基隆港がある。
駅前に港、なかなかいい風景だ。
海の香りもする。
※基隆港と港から駅方面を見た風景。
駅から歩いて数分のところにある、李鵠餅店に向かう。
パイナップルケーキの老舗だ。
まずはここでお土産にパイナップルケーキを買う。
ひっきりなしに客が来ていてにぎわっている。
※パイナップルケーキの老舗、李鵠餅店。
基隆夜市に行ってみる。
まだ夕方だが各屋台はもうやっていてにぎわっている。
おやつ代わりに地瓜球というのを買ってみる。
目の前で油で揚げていたのだがなんともおいしそうな香りがしていたので。
食べてみるとさつまいもの味がする。
丸い形で中は空洞、しかし非常にもっちりとしている。
これはおいしい。
別の屋台で果物ジュースを飲んだり、あちこち見て回る。楽しい。
※基隆夜市。
夜、暗くなってからバスで台北へ戻る。
行きは50分で着いたが帰りは大渋滞だ。
1時間半もかかってやっと台北に着いた。
台北市内の渋滞は恐ろしい。
台北駅地下街で飛騨高山ラーメン店を見つける。
セットメニューもあるのでもあるのでラーメンと小さなうな丼がセットになったものを頼む。
また、暑さで非常にのどが渇いていたので罐装台碑(台湾缶ビール)を頼む。
出てきたラーメンはなんと豚骨ラーメン、非常にさっぱりした微妙な味のラーメンだった。
うな丼はおいしかった。
最後にプリンのようなものが出て来たので食べてみるとなんと茶碗蒸しだった。
※豚骨ラーメンとうな丼のセット。最後になぜか茶碗蒸しが出て来た。
食後はMRTに乗り、台湾師範大学近くの猫カフェへ。
「極簡」というカフェでこれは事前に調べておいた。
台湾電力ビルの駅から少し歩き、狭い路地の中にあるので場所が分かりにくかった。
なるほど、店内には10匹程度の猫が思い思いにくつろいでいる。
なかなかい感じだ。
コーヒーフロートとチーズケーキを頼む。
味はそれなり、まあ、ここは猫とともに雰囲気を楽しむ所だから仕方がない。
多くの人懐こい猫がいてとても癒された。
※猫カフェ「極簡」
充分猫に癒されて店を出た後は付近でやっている師大夜市をのぞく。
学生ばかりでにぎわっているローカルな夜市だ。
暑いので歩き回るとすぐにのどが渇く。
レモンジュース専門の屋台でのどを潤す。
※師大夜市のレモンジュース屋台
まだまだあれこれ食べたいのだがもう満腹だ。
明日に備えて宿に戻る。