四天台湾旅遊・台北〜台南(2005年8月14日〜8月18日)・2日目

2005年8月15日(月)

 成田に前泊したおかげでゆっくりと朝をむかえる。
乗る予定の便はJAA日本アジア航空201便で10時発である。
ホテルからの送迎バスで2時間前に空港に着いたがまだこの時間は空いている。空いているうちに早々と出国手続きを済ませてしまう。
空いているのでこれまた10分程度で終わってしまう。
JAA、機材はJALのものだった。夏休み最中ということもありほぼ満席だ。
ソウル便と違い、機内食のメニューがシートポケットに入っている。メニューはすき焼きご飯、豚しゃぶしゃぶ風スモークトラウトと小えび、サラダ、そうめん、グレープフルーツゼリーとなかなか充実している。
 
機内では金城武と志村けんが出演する台湾観光番組をやっている。なかなかおもしろい。
台北までは3時間25分、あっという間だ。空港ビルの外に出ると沖縄に来たときと同じような蒸し暑くて重たい空気でいっぱいだ。
台北駅へ向かうリムジンバスに乗る。乗り場はすぐに見つかる。案内板は漢字だから本当に分かりやすい。
空港から台北駅行きの国光客運リムジンバスに乗る。高速を通り1時間強かかるのであるが運賃は120元(約360円)。バカ安だ。
バスの車内にはテレビが数台設置されていてなんと中国語吹き替えの冬ソナをやっている。ヨン様が中国語をしゃべっているようで変な感じだ。
台北駅は昨年来たときは駅前南側一帯を工事していたが駅前はきれいなひろばになっていた。
台北駅の駅舎はとても大きく、博物館のような外観でとても気に入っている。
今日の宿はネットで予約した南国大飯店、1泊800元(約2400円)の格安ホテルである。

※ファミリーマートのあるビルが南国大飯店。

台北駅前の細い通りに位置し、付近は予備校街、安い食堂がたくさんある。
フロントのおばさんは片言の日本語が話せるようだ。
部屋は決してきれいではないが広いほうだし、ベッドは大きいし、浴室洗面所も広いほうだ。値段相応の部屋だと思う。
テレビはなんと120チャンネルも映る。すごい。
部屋に荷物を置き、時間を見ると午後3時前、時間はまだたくさんある。
まず今回の旅の目的のひとつである猫カフェへ向かう。
ここには十数匹の猫が店内にいて楽しめるということをネットでたまたま見つけ、とても気になっていた場所なのだ。
場所は台北駅よりMRT淡水線で15分程度、芝山駅前にある。
ところが私が行った時はなんと休みであった........。
シャッターに張り紙がしてあり、今天休業とのこと。漢字なので意味がなんとなくわかる。
明日は台南に宿泊予定なのであさってもう一度来ることにした。
残念!
ちょっと空腹なのでその足で士林夜市へ向かう。まだ夕方前だが4分の一くらいの店は営業している。
ここで私は牡蠣入りのオムレツを注文する。40元(約120円)の安さだがボリュームはかなりある。
牡蠣とオムレツの組み合わせは初めてだが本当においしかった。
 
次に3軒ほど先のフレッシュジュースの露店へ。ここでアイスタピオカミルクティを飲む。
冷たいつぶつぶのタピオカが気持ちよい。

※タピオカのつぶつぶも吸えるようにストローが太い(^^;;

おなかも満足したところで次に秋葉原のような電気街、光華商場へ。MRTの忠孝新生駅から歩いてすぐの所だ。
電気街のビル前には小龍包などの露店が出ていて台湾らしい。
ビルの地下はDVD、CDショップになっている。小さな店がたくさん集まっている。
日本の映画やドラマのDVDが激安で売られている。韓国映画、ドラマのDVDもなかなかの品揃えだ。
昔大好きだったドリフの8時だヨ全員集合!のDVDまで売られている。
と「笑いの大学」の文字が目に入る。三谷幸喜の映画版「笑いの大学」DVDだ。日本で買うと5000円以上するが値段を見ると190元(約570円)。
リージョンコードは2。日本でも見られる。即買いだ。舞台版のDVDは持っているのだが映画版までは高くて考えていた所だったのだ。
今度はまたMRTに乗って龍山寺と華正街観光夜市へ。
  
龍山寺は台湾で最も古いお寺だそうで、参拝客で賑わっている。
寺は日本とは違って赤が目立ちとても華やかだ。
こういう場所に来るとなんだかとてもほっとさせられる。
しばらくここで参拝客の様子を見ながら休む。
みんな長い線香をもち、独特のお参りをしている。
華正街観光夜市はここから歩いて5分ほど、台湾でも有名な夜市である。
アーケードの中に飲食店や雑貨店がたくさん集まっている。
「成人玩具」の看板を掲げた店が目立ち、治安は悪くはないがちょっと怪しい雰囲気の所だ(笑)
夜はホテルそばの予備校街である南陽街の自助餐(台湾式バイキング)で夕食をとる。
美味自助餐というおいしそうな店名だ。
自助餐はいろいろなおかずを一度にすこしずつ楽しめて値段も安いのである。
おかずプラスご飯プラススープでなんと70元(約210円)。
どのおかずもおいしいが全体に油こくてみんな八角の香りがする。
自助餐は一人旅の味方である(笑)
 
食後、台北駅近くのバスターミナルへ行き、明日の台南行き高速バスのチケットを買う。台南まで約400キロ近くあると思われるが運賃は570元(約1710円)。台湾の高速バス、他にもいろいろすごいです。これはまた別の話(笑)
南陽街へ戻り、インターネットをしたいのでできる所を探していると雑居ビルの入り口に「一代網路」の看板が。
1時間30元(約90円)、お店の人に頼むと日本語入力もできるようにしてくれた。
台湾のネットカフェでもやはり韓国同様、ゲームをやっている人が圧倒的に多い。
今日の予定はこれでおしまい。


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