中国瀋陽&丹東〜北朝鮮づくしの旅(2007年7月21日〜7月23日)・3日目
※北朝鮮系の七宝山ホテル
7月23日(月)
今日は朝8時50分瀋陽発大阪関空行きの中国南方航空便に乗らなければならない。
毎週月曜日は成田直行便が運航されていないのだ。
6時前にはホテルフロントに下りていってチェックアウトの手続きをする。
が、驚いたことにホテルのフロントの女性服務員は顔を伏せて寝ている。
ここは韓国の旅館ではなく、中国4つ星クラスのホテルなのだが(^^;)
しかし2泊3日、朝食1回付きで680元(約10,200円)と高くはなかったし、何より北朝鮮系の珍しいホテルだったのでとても印象に残る宿となった。
ホテル前からタクシーをつかまえて瀋陽空港に向かう。
※瀋陽空港のそばにあった、きのこのような建物。何だろう。
朝は道がとてもすいているがまだ6時を少し過ぎたくらいの時間だというのに散歩やジョギングをする人で街なかは結構な賑わいだ。
瀋陽空港での出国手続きは驚くほどスムーズに終わり待たされることがなかった。
出国審査員の女性にパスポートを渡すと日本語で「オハヨウ!」と挨拶された。
私も笑顔で「工作順利!」と挨拶したらニコッとしていた。
大阪関空行きの機内は6割程度の席の埋まり方で混んではいない。
※瀋陽発大阪関空行き、小さな機材だがそれでも空いていた。
機内食は成田便より距離が短いせいか若干メニューが少ない。
が、鶏肉か魚肉か聞かれたので今度は「鶏肉(チーロウ!)」と言った。
やはり温かい機内食はおいしい。
※成田便よりメニュー数が少ない。が、こちらもおいしい。
途中、特に揺れることもなく関空には予定の12時より15分ほど早く着いた。
日本入国審査を受けるため関空のウイングシャトル(北ウイングと南ウイングを結ぶ乗り物)に乗っているとガヤガヤと中学生くらいの子供たちの声が聞こえてくる。
韓国語だ。
韓国からやってきたようだ。
会話を聞いているとやはり修学旅行らしい。
このウイングシャトルはソウルタワーのケーブルカーみたいだ〜などと珍しがっている会話も聞こえてくる。
とりあえず無事に帰国できてほっとする。
これから羽田行きの便に乗り継ぎなのだが3時間ほど時間がある。
ちょうどお昼なので関空の食堂街をブラブラしていると豚まんでおなじみ、大阪の中華料理屋さんである「551蓬莱」を見つけた。
日替わりランチ(880円)を頼む。
※関空にて。551蓬莱の日替わりランチ。
天津丼+ラーメン+春巻きのセットだ。
安くておいしい。
私は中国を旅行してきたのに帰国してから初めて中華料理らしいものを食べた(^^;)
まだ時間があるので今度は空港内の循環バスに乗って展望ホールへいく。
飛行気の離発着が見られる所だ。
私がさっき瀋陽から乗ってきた中国南方航空も確認できる。
この便は午後1時過ぎに瀋陽に帰っていくようだ。
ここでしばらく各国から離発着している飛行機の様子をぼんやりと見ながら時間を潰した。
※関空にて。帰国してもこの橋が鴨緑江の橋、向こう側が北朝鮮に見えてしまう(^^;)
関空発羽田行きのJAL便は6割程度の席の埋まり具合でこれまた空いていた。
※この日の大阪は本当にいい天気だったが羽田に着いたら今にも雨が降りそうな暗い天気だった。
こんな感じで今回の北朝鮮づくしの中国旅行はおしまい。
次回、中国へ行く機会があれば今度は朝鮮族が多く住む延吉へ行ってみたい。
目次へ戻る
たびのきろくへ
トップメニューへ戻る