ソウル1泊2日 買い物とオフ会と少し観光も (2010年6月5日〜6月6日)・2日目
5時半ごろ起きて朝のテレビを見ながら身支度を整える。
今回は1泊だったので十分に韓国のテレビを楽しめなかったのが少し残念だ(普段日本で見てはいるが)
地下鉄に乗りソウル駅のフードコートまで行く。
お腹は空いているのだがこれを食べたい!というものがない。
ここソウル駅のフードコートへ行けばたいてい食べたいと思うものが見つかる。
ソウル駅構内、けっこうな人でにぎわっている。
KTXやセマウル号などの発着アナウンスを聞いていると地方へ行きたくなってくる。
月刊の時刻表を買う。
朝ごはんはメミル定食(ソバ定食)にした。6500Wだったか。
要は韓国版の天ざるだ。
日本のソバと比べると麺も汁も少し微妙な味だがこれはこれでおいしい。
エビとサツマイモの天ぷらはカラッと揚がっておりとてもよかった。
キムチやタクワンが一緒に出てくるのは分かるがレタスの上に少し甘めのマヨネーズがのったサラダが出てきたのはおもしろい。
※メミル定食(ソバ定食)
食後は前から歩いてみたかった忠正路へ行ってみる。
ソウル駅の向こう側から穏やかな坂を登り続け、忠正路駅を越えたあたりの一帯だ。
タルトンネではないが無秩序に広がる細い道と戸建ての家々、規模は小さかったが生活感が感じられて印象深いところだった。
ソウル駅のすぐ近くなのにこういうエリアがあるのは不思議な感じだ。
このあたりで一枚のビラを拾う。
詳しくはこちらで。
忠正路駅近くに家具街があったのでちょっと歩いてみる。
万国旗でにぎやかに飾り付けられた、明るい感じの通りだ。
なるほど道の両側は○○家具と看板を掲げた店が立ち並ぶ。
日本ではこういう家具街をまだ見たことがない。
※家具街
時間はどんどん過ぎていく。
地下鉄5号線で忠正路駅より金浦空港へ向かうが、途中のカチ山で降りてみる。
カチ山、日本名はかささぎ山といったところか。
どんな山があるのか、ここも前から気になっていたので。
鍾路や明洞あたりの過度なにぎやかさはない。
街歩きするにはよさそうなエリアだ。
駅のすぐ近くにカチ山市場という在来市場があった。
もちろんここは見る。
アーケード式の市場、もうスイカやチャメ(真桑瓜)が売られている。
韓国ももう夏なのだ。
興味深かったのは梅が売られていたこと。そして梅酒に使うビンも売られていたことだ。
民俗居酒屋や食堂は別として、こちらでも梅酒は一般家庭で日常的に飲まれているだろうか。
※カチ山駅 カチ山市場 ※梅酒用のビンがあった!(果実酒ビン)
在来市場を楽しんだ後は駅名にもなっているカチ山(かささぎ山)へ行く。
名前の由来が知りたい。
カチ山の入口までは駅から歩いて数分、その方向に緑で覆われた丘が見える。山というより丘だ。
上へ昇る長い階段があったので登ってみる。
※カチ山入口
カチ山は緑で覆われた小高い丘の公園だった。
緑が多い分、日陰も多くて涼しい。
「山頂」付近には東屋があり、ここを訪れた人たちが思い思いに休んでいる。
そしてカチ山(かささぎ山)の名前の通りあちこちでキイキイとかささぎが鳴いている。
いい所だ。
※カチ山の中。
カチ山の由来が書かれた案内板を見つけた。
それによるとカチ山は独立したひとつの山ではなく、もともとボンジェ山(どこにあるか分からず)の一部とのこと。
また、名前の由来だが、その昔、秋になるとカチ山の下に位置するシノル里(今のシノル洞)から見ると多くのかささぎとスズメが空を覆って飛んでいたこと、カチ山の中腹の木々ごとにかささぎの巣があることからカチ山と呼ばれるようになったとのこと。
今でもあちこちでカチ(かささぎ)の鳴き声がしていたのでその名残が感じられた。
※カチ山の案内板
今回の訪韓は1泊だったので買い物とグルメがおもな目的だったが帰国の数時間前に2か所、こうして街歩きができたことは収穫だった。
帰国便の機内食はこんな感じ。
機内のパーソナルテレビではギャル曽根がテレビ朝日局内の食堂メニューを食べつくす、という番組をやっており意外に楽しめた(笑)
※機内食
今回の韓国旅行はこれでおしまい。