付録 韓国のセミについて
☆大邱・西門市場付近の街路樹にて。スジアカクマゼミ
この夏の韓国旅行ではセミの鳴き声がかなり印象的でした。日本と同じセミでも鳴き方が違うということです。
同じ種類のセミなのに場所が変わると鳴き方が変わってくる。これは非常に興味深い事実でした。
そこで記録の意味で下記のようにまとめてみました。
鳴き方の特徴 | 確認できた場所 | |
ミンミンゼミ | 日本:ミ〜ンミンミンミ〜(流れるような感じで鳴く) 韓国:ミンミンミンミ〜(「ミ」に強いアクセントがある。とても力強く鳴く。) 出だしの鳴き方に違いがある。ミ〜ンで始まるかミンで始まるか |
ソウル駅前街路樹、鍾路チョゲ寺近辺。大邱・八公山。数はそれほど多くない。 |
ツクツクボウシ | 日本:オーシーツクツク(数回繰り返し)オイオース(数回繰り返し) 韓国:オーシーツクツク(数回繰り返し)チキチキチキ(の鳴き声がプラスされその後に)オイオース(数回繰り返し) |
大邱・八公山。ここではいたるところでツクツクボウシの大合唱。 |
スジアカクマゼミ | 日本(クマゼミ):シャーシャーシャー 韓国(スジアカクマゼミ):シャー〜〜〜〜!と力強く鳴き続ける。 1匹が鳴き始めると集団でそのあと合唱になる。 |
韓国内でどこにでもいた一般的と思われるセミ。たくさんいたので何度か手で捕まえることが出来た。腹部の色が日本のクマゼミと若干違う。 |