年越し釜山2泊3日(2008年12月30日〜2009年1月1日)・3日目
1月1日(木)
年が明けた。海外で年越しをするのは初めてだ。
昨夜大晦日の龍頭山公園での年越しイベントは予想以上に盛大なものだった。
とても寒かったが見に行ってよかったと思った。
2009年最初の日を韓国で迎え、もちろん最初の食事を韓国でできるのはなんだかとても楽しい感じがする。
2009年最初の食事は済州家であわび粥を食べることにした。
ここは日本人の客ばかりでちょっと興ざめなのだが味はとてもいい。
あわび粥は自然の旨味と濃厚な味でいくらでも食べられそうな感じだ。
おかずもおいしく、特に干した小魚のキムチは最高においしかった。
※2009年最初の食事は済州家であわび粥を。
食べ終えるとちょうど初日の出の時間だ。
海雲台では初日の出のイベントがあるのだがここからでは遠いしまた戻ってくるのもおっくうだ。
昨夜年越しイベントが行われた、龍頭山公園へ登ってみた。
きれいに写真に撮れなかったが初日の出を十分に楽しめた。
初日の出に照らされる釜山の町もとてもきれいだ。
※龍頭山公園からみる初日の出、そして初日の出に照らされる釜山の町。
日本家屋が多く残る釜山乾物市場へ行ってみる。元旦のせいか、どこも営業していない。
しかし、道の両側にずらっとと当時からの日本家屋が乾物屋として立ち並んでおり、自分が今、日本の港町にいるのでは、という錯覚を感じる。
どの家も傷んではいるが現役として使われているようだ。
ハングルの看板が掲げられていても違和感を感じない。
チャガルチ市場へ行ってみる。ここは元旦とはいえ普段と変わらないにぎわいだ。
さっきあわび粥を食べたばかりなのでなのでここで食事はできない。
この市場で朝ごはんを食べればよかったとちょっと後悔した。
※チャガルチ市場の新しい建物
※ひもの屋さん。干物のなかにアジュンマがいる感じだ。右は焼き魚屋さん。この香ばしい香りがたまらない。
まだ帰りの便まで時間が少しある。
地下鉄に乗り、東大新洞駅ヘ行き、周辺を歩き回ってみた。
山の斜面にへばりつくようにマンションが立ち並んでいる。
青と白の模様の、韓国ではおなじみの風呂屋さんの煙突もちらほらと見える。
昔のドラマに出てきそうな感じの床屋さんを見つけた。
店の上には水タンクがある。この辺は水道事情が悪いのだろうか。
このあたりは斜面に家が立ち並んでおりあちこちに階段がある。
※東大新洞周辺の様子。昔ながらの床屋さんと山にへばりつくように立ち並ぶマンション。
※こんな階段があちこちにある。登ってみたくなる。
※1月1日。お休み(休務)します。申し訳ありません。
そろそろ空港へ行かなければならない。
タクシーを拾い、金海空港まで行ってもらう。
チャガルチ市場付近から乗り、途中混雑することもなく、運賃は14000Wほどだった。
金海空港ではまだクリスマスツリーが飾られている。
※金海空港内にはクリスマスツリーが。
昼ご飯は空港内の食堂でトビウオの卵ビビンバを食べた。卵独特のプチプチ感と旨味があり、これはなかなかおいしかった。9000W、空港価格だ。
※トビウオ卵ビビンバ
帰りの飛行機の機内食はこんな感じ。空港でしっかり食べておいてよかった。
釜山はこれまで数回訪れているが飛行機で行ったのは今回が初めてだ。やはり福岡・博多で前泊して博多グルメを楽しみ、翌日ビートル号で釜山へ行くほうが食を楽しめる。次回釜山へ行く機会があれば博多経由でビートル利用にしよう。