2008 春の沖縄旅行記(2008年3月1日〜3月2日)・1日目
昨年12月に続き3ヶ月ぶりの沖縄訪問である。
うりずんの頃の沖縄は日が出ているとその力強さを感じるのだが曇って風が出ると肌寒いという、春への季節の変わり目を感じることができる。
例によって羽田を8:00に出るJAL沖縄那覇行きに乗る。
※沖縄那覇行き JAL903便
が、その前に空港内でお約束のカレーライスを食べる。空港でカレーライスを食べている時間はこれから始まる旅行への期待で一番楽しい時間かもしれない。
※羽田空港ではやっぱりカレーライス!
ほぼ時間通りに那覇に着いたが思っていたほど暖かくはない。曇っていて風が強く肌寒い。
那覇空港では旅仲間のHさんと合流する。1月のソウルに続いて3ヶ月ぶりの再会だが元気そうだ。
とりあえず昼ご飯を食べに移動する。与儀十字路近く、那覇警察署前にある「食堂 あがり」へ行くことにした。
この食堂は昨年12月の沖縄旅行の際に偶然見つけて以来、再訪したいと思っていた。相変わらず店内はユニークな雰囲気、壁にかかっている俳句も健在だ(笑)
※左:ユニークなメニュー 右:壁に掲げられている俳句。とても笑える!!
私は「サラリーマン定食」を頼んだ。前回、これを頼んだところ、おかずのさしみを切らしているとのことで食べられなかったのだった。
ところが、今回もなんと、おかずのさしみを切らしているとのこと(^^;)それならば、と「いつもの」というメニューを頼んだ。
「いつもの」はたった500円の定食で野菜と島豆腐のチャンプルー、クリームコロッケ、ミミガーの和え物、それにご飯とみそ汁が付く。野菜と島豆腐のチャンプルーは沖縄らしい塩味、黄色い島ニンジンが使われていておいしかった。みそ汁はカツオだしが充分に効いており飽きない味。
写真では感じないが結構な量だった。
※「いつもの」というメニュー。これで500円。
Hさんは、「まさかひゅー」という、これまたあやしげなメニューを頼んでいたがその中のカレーチャーハンがとても印象的だったようだ。食後はバスで宜野湾・伊佐へ移動し沖縄で初の猫カフェへ行く。これはHさんから情報を教えていただき気になっていたところだったのだ。
そう、沖縄で猫カフェというのはこれまで聞いたことがなかった。大阪には数ヶ所あるのだが。地図を頼りになんとか猫カフェにたどり着く。入口ではスリッパに履き替え、手をアルコール消毒する。これは猫カフェでのお約束だ。
※沖縄初の猫カフェ。
中に入ると大きな電気カーペットで気持ち良さそうに寝ている黒猫がまず目に入った。大きく体を伸ばして満足しきった寝顔で寝ている。なるほど、電気カーペットはちょうど良い暖かさになっている。こちらまで眠くなってしまうそうだ。
10匹近くいるだろうか、それぞれみんな性格が違う猫たちでとても楽しい。本当に癒される。
※電気カーペットの上で寝ている黒猫。この上ない満足そうな表情だ(笑)
※左:猫カフェ内はこんな感じ。 右:電気カーペットの上はいつのまにか猫だらけに(^^;)
飲み物はレモネードを頼んだ。猫カフェ内からは北谷の町が遠く見渡せる。猫たちに遊んでもらったり北谷の景色を見たり。ここでしばらくまったりと過ごす。
※レモネードを楽しむ。窓からは遠くに北谷の町が見える。
猫カフェで充分楽しんだ後は歩いて北谷まで行ってみようということになった。とりあえず先ほど猫カフェから遠くに見えていた北谷のジャスコへ行くことにした。
2キロくらいは歩いただろうか、無事に北谷のジャスコに着く。沖縄のスーパーは本土にない商品が多くあるのでとても楽しい。島豆腐に沖縄産の牛乳(容器は1000mlではなく946ml)、オキコやぐしけんなどの各種ユニークなパン類に飲み物。すべて欲しくなる(^^;)
※ここから北谷町です
ジャスコそばのアラハビーチにも行ってみた。人は少なくきれいな砂浜がずっと続いている。海もとてもきれいだ。軽くビーチコーミングをしてみるとさっそく中国から流れ着いたと思われる浮きが見つかった。中国のどこから流れ着いて現地では何に使われていたのだろうか、そんなことを想像しただけで楽しくなる。
※北谷の海に沈もうとしている夕日。 中国から流れ着いたと思われる浮き
沖縄のきれいな海でゆっくりと過ごす時間は貴重である。ちょうど夕日が海岸線に落ちる頃(6時過ぎだっただろうか、沖縄は本土から離れているのを実感できる)にアラハビーチをあとにした。
この付近に確か北谷名物のナイトマーケットがある。記憶を頼りに行ってみるとまだちょっと時間が早いせいかあまり賑わっていなかったが何とか様子を見ることができた。食べ物類を売る店は少なく雑貨や衣類中心だった。が、北谷は基地の町、アメリカ人のお店を多く見かけたのが新鮮だった。
夜は再び那覇へ戻る。Hさんも私もお気に入りの沖縄居酒屋「ブラットバー・カラカラ」へ行く。沖縄産の素材を使い、しかも化学調味料を使わないというコンセプトがとても良い。
※那覇・桜坂社交街にあるブラットバーカラカラ。この猫はよく見かける(^^;)毎回お酒と素晴らしい食事が楽しめる
とりあえずはお約束のオリオン生で乾杯をする。沖縄で飲むオリオンビールはサーバーから飲む機会が多いせいかとてもおいしい。おつまみはまず小鉢の4点セットを頼む。島ラッキョウの漬物、クレソンスーネー(クレソンの島豆腐による白和え)、スーチカマリネ(豚の塩漬け)、ホウレンソウ胡麻和えのセットである。島ラッキョウの漬物は文句なくビールに合う。クレソンを島豆腐で白和えにするという発想が面白い。島豆腐の香りが楽しめておいしかった。
※オリオン生。至福のひととき。 小鉢4点セット(島ラッキョウ、クレソンスーネー、ホウレンソウ胡麻和え、スーチカー)
次にソーメンタシヤー(ソーメン炒め)を頼む。カウンターの上に今日使う沖縄産野菜が置いてあり、その中にフェンネルを発見、「これ、好きで家でも栽培しているんですよ」と言ったら「じゃあたくさん入れて作ってあげましょうねー」とお店の方が言った。塩味で野菜がたくさん入りいい味だった。塩は粟国の塩を使っているとのこと、美味しいわけである。
※ソーメンタシヤー。フェンネルなどの野菜は全て沖縄産。
ハンダマイリチー(ハンダマ炒め)を更に頼む。ハンダマは非常に栄養価の高い沖縄野菜、ちょっと赤っぽくてヌメリがあるのが特徴だ。特に味のクセはないが濃い緑・赤の葉っぱなのでなんだか体にいい感じがする。
※ハンダマイリチー。ヤングコーンも入っているがいずれも沖縄産。おいしい!!
最後にカウンターに置かれていた沖縄の梅酒を2種類(那覇の瑞泉酒造、石垣島の請福酒造)頼んでここは終了。沖縄でも特に石垣島産の梅酒があるのにはびっくりした。クセがあるかと思ったら香りよくとてもまろやかな感じ。
※石垣島の梅酒はまろやかで飲みやすい
沖縄の夜は長い。2軒目は久茂地へ移動し仁寺洞という韓国料理屋さんへ。沖縄で韓国料理はこれで2回目である。以前、コザの韓国家庭料理店に行ったが本格的な味が楽しめてビックリしたのを覚えている。
※2軒目は久茂地の繁華街にある韓国料理店「仁寺洞」。ブデチゲを楽しむ
ここではオリオン生とブデチゲをを頼む。お店はなかなか賑わっているようだ。ブデチゲは本場そのままの味、だが沖縄らしくコシのある島豆腐が入っていてちょっと可笑しかった。ブデチゲを食べているうちにまた韓国へ行きたくなる。
帰りにコンビニで紅芋味のブルーシールアイスを買ってこの日の予定は終了。
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