訪韓25回記念 ドラマロケ地をめぐる韓国南部5日間の旅(2006年4月30日〜5月4日)・5日目
5月4日(木)
今日は最終日である。
さて、例によって明け方4時過ぎから太鼓の音とともにチョゲ寺のお経が始まった。
部屋の窓を開けてみるとこの時間でも熱心な参拝客が来ている。
しばらく夢うつつで独特の節のあるお経を聞いていたが6時前にははっきりと目が覚めた。
テレビをつけると、いつも自宅で出勤前に観ているSBSモーニングワイドをやっている。
出勤前に自宅でこれを観るのと韓国の旅先で観るのでは気分が全然違う(^^;)
6時50分過ぎから始まるユ・ヨンミアナウンサーのスポーツ&芸能コーナーは毎日チェックしている。
当日の韓国スポーツ新聞各紙の解説をユ・ヨンミアナウンサーが行うコーナーだ。
荷物をまとめてチェックアウトする。
めずらしくフロントにはいつものアジョッシが起きていたので挨拶をして外へ出た。
とりあえずチョンガク駅のコインロッカーに荷物を預けて身軽になる。
朝は南大門市場へ食べに行った。
ポリバブ(麦飯)を頼んだ。
実はまだこれを食べたことがなかったのだ。
野菜たくさんのポリバブにキムチ3種類、それにみそ汁が付いて4000Wだった。
※ポリバブ(麦飯)4000Wとその食堂。朝早いのでまだ客が少ない。
私が入った食堂には太刀魚やさばの煮付けのメニューもあったが2人分からで10000Wとのこと、そんなには食べられない。
麦飯は数種類の野菜がのっていてとてもヘルシーな感じがした。
見た目は普通のビビンパプと変わらない。
が、ご飯はちょっと甘めでやわらかかった。
そういえば韓国に来てからこの5日間、肉はほとんど食べていない。
思い返してみるとビビンパプや海苔巻き、チゲ類がほとんどだ。
加えて毎食、数種類のキムチをたくさん食べていた。
旅行中、体が軽い気がするのはそのせいだろうか(笑)
食後、南大門市場内をゆっくりと歩き回る。
まだ人が少なくてとても歩きやすい。
路地の奥にある1軒の小さなキムチ屋さんの前で思わず立ち止まる。
鮮やかな唐辛子色の色々なキムチが店頭に並んでいる。
どれも本当においしそうだ。
店の中からおばさんが出てきていろいろ試食させてくれる。
雑魚のキムチとさきいかのキムチを買った。200g2000Wの安さだ。
使用されているヤンニョム独特の甘辛さがとてもおいしく、これがお酒によく合いそうだ。
おばさんはなぜかヤクルトもくれた。
名残惜しいが南大門市場をこの辺で後にする。
地下鉄チョンガク駅の出口を上がり清進洞方面へ行く途中に1軒のお餅屋さんがある。
気になってお店に入るとショーケースにいろいろな種類のお餅が並んでいる。
ゴルフボールくらいの大きさの餅が多い。
1つ500W程度だ。
私はケピ餅(ニッキ餅)とホバク餅(かぼちゃ餡餅)、薬菓を買った。
ケピ餅は想像していた通りの餅で京都の生八つ橋の味だった。
ホバク餅はかぼちゃ餡の入ったお餅、初めての味でおいしかった。
もう時間である。
地下鉄で金浦空港へ向かう。
ソウル市内から金浦空港までは地下鉄で行けるし、金浦空港から成田空港ではなく羽田空港へ帰れるのは本当にありがたい。
成田空港だと家まで遠いので空港に着いても帰ってきた気がしないのだ。
金浦空港内は韓国土産を売る店が増えていた。
が、私は空港内の隅にあるコンビニへ。
空港でお土産を安く買うのはやっぱりコンビニが良い。
ここで最後の買い物だ。食べ物ばかりである(^^;)
いつもは空港Eマートへ行くのだが今回はすでにロッテマートに行っているのでパス。
出国手続きはやはり10分もかからずすぐに終わった。
帰りのJAL羽田行きはほぼ満席であった。
※帰りのJAL機内食。いつもの通り(^^;)
今回の5日間にわたる韓国旅行はこれでおしまい。
この旅行で以前からの課題だった内蔵山の白羊寺や南海の錦山を訪れることができてとても満足できた。
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