4年ぶりの沖縄・マチグワーとすーじ小1泊2日(2005年4月2日〜4月3日)・2日目


2005年4月3日(日)
 

 那覇の朝は遅い。食事にでもと思って外に出てもファーストフード店くらいしかやっていない。
で、いつもホテル内での食事になるがここ那覇グランドホテルの朝食はそんなに高くはなく、おいしいので気に入っている。
今日はとりあえずホテルから歩いて2キロほどの場所にある那覇で唯一のビーチ、波の上ビーチの海開きの様子を見に行く予定である。
とその前にホテル裏手にすーじ小(路地裏)があったのを思い出して行ってみる。
人懐こい猫が2匹、私を迎えてくれた(笑)。


波の上ビーチまではゆっくり歩いて30分ほどかかる。この時期は徒歩で大丈夫だが夏はタクシーを使わないととても無理だ。
海開きの式典はこれから始まるらしく、マスコミ関係者や初泳ぎをすると思われる水着に着替えた子供達が大勢で待機している。
今日は本当に良い天気で朝から日差しがとても強い。
沖縄らしいきれいな海の色である。
見物客もぞろぞろ来ているが特に混雑というわけではない。
10時、地元の学校のブラスバンドの演奏で海開きの式典が始まり、沖縄のエイサー踊りや那覇市長、地元議員の挨拶があった。
子供達もたくさん来ているというのにつまらない硬い挨拶ばかりだ。
メインは子供達の初泳ぎ、合図とともに待機していた子供達がいっせいに砂浜を走って海へ入っていく。
新聞やテレビでよく映される光景だ。
ビーチでは子供向けに宝探しなどのイベントも行われていた。
私も裸足になって足だけ海に浸かってみたが冷たくはない。泳げそうだ。


例によってしばらくこのビーチで寝転がってボーっと過ごす。帰るのがいやになる(^^;;。
昼近くまでここでゴロゴロし、また徒歩で国際通り方面へ戻った。
昼は花笠食堂というちょっと雰囲気のある食堂へ行く事に決めていた。
那覇を訪れるたびにここへ行っているお気に入りの食堂だ。
牧志公設市場へ続く市場通りと平行して平和通りがあるがそのわきの狭い路地に入ったところにある。
沖縄料理の定食が中心だがご飯は白米、玄米、小豆ご飯から選べ、付け合せももずくがぜんざいか選べる。
で、量が多くて安いのである。
私は煮付け定食で小豆ご飯、ぜんざいを選んだ。750円である。煮付け定食は沖縄の食堂でよく見るメニューだ。
    

このあと、近くの壷屋(焼き物の街)を歩き回った。
このあたりはまだまだ昔の沖縄の風景が結構残っている。
狭いすーじ小や焼き物屋さんの壷屋焼きの数々を見ていると飽きることがない。
  

帰り間際、牧志公設市場内の漬物やさんで島ラッキョウの漬物とフカひれの漬物、場外にある餅屋さんでムーチー(沖縄の餅。月桃の葉っぱに黒砂糖や紅芋など使用した甘い餅がくるまれている)を買った。
島ラッキョウは沖縄独特のラッキョウで塩漬けにしたものやキムチ風のものがある。
にんにくに似た匂いがありかなり強いがビールのいいつまみになる。
     

1泊で那覇を過ごしたのは初めてであったが市場もすーじ小も海開きも楽しめ、満足な旅であった。


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