秋の韓国〜ソウル・江景3日間の旅(2007年11月3日〜11月5日)・1日目
    

            

                         

                  

11月3日(土)
 羽田(8:20)→金浦(10:45)JAL8831便に乗るべく早起きして家を出る。
この便に乗るとソウル市内でお昼ごはんを楽しめて初日から有効に時間を使えるのだ。
ところで今回はJALのマイルがたまってきたので特典航空券で行こうと2ヶ月ほど前から計画していたのだが、なんとエコノミークラスの特典航空券が取れずにいた。
まあ、タダだし初めてのビジネスクラスもいいかと思い、エコノミークラスの倍のマイルをつかってビジネスクラスにしたのだった。
私のような者がビジネスクラスなんてちょっとおこがましいのだが(笑)一度は経験してみたかったし。
羽田空港の国際線ターミナルは上海線ができた事もあり夏と比べると施設が少し充実していた。
さて、肝心のビジネスクラス、シートは幅広くて伸び伸びできる。

※JALビジネスクラスのシート。ゆったりしてストレスなく過ごせる。


機内食は和食で以下のメニューだった。

山芋蕎麦、鶏と茸の煮物、塩ジャケ、サツマイモの煮物、蟹とワカメの酢の物、まいたけご飯、漬物(赤カブ漬け)

  
※ビジネスクラスの機内食。和食のみ。       JALのコーヒーはおいしい。容器はノリタケ製。

どれもいい味で特に温かいまいたけご飯がおいしかった。
飲み物はカモミールティーを頼んだ。
食後にはコーヒーを。
ちゃんと陶器のカップに入れてきてくれる。
カップの裏を見るとなんとノリタケのものだった。やはりビジネスクラスは違う。
途中、特に揺れる事もなく時間通りに金浦空港に着いた。
とりあえずいつもの鍾路・サモモーテルへ向かう。
隣のチョゲ寺では何か行事が行なわれているようでとても賑わっている。
読経も行なわれていた。
モーテルへ着いて一息つくとお昼だ。
前々から気になっていたチョゲ寺の中にある食堂に行ってみる。
食堂は昔の学食のような雰囲気だ。
よく見ていると食堂入口でみんな1000Wを払っている。
そばに貼ってあった張り紙を見たのだが、これは料理代ではなくてお寺へのお布施のようだ。
で、肝心の料理は無料である。
  
※チョゲ寺の食堂。                   ビビンバとみそ汁。写真では分かりづらいが実はこの容器はかなり大きいのだ。

メニューはククスとビビンバのみでいずれもみそ汁付きだ。
積み上げられている容器を持ってカウンターへ行く。
ご飯を入れてくれる係、上に具を載せてくれる係、みそ汁をよそってくれる係がいて学食と同じだ。
私はビビンバにした。
軽く2人前はあろうかという量のご飯を容器にドサッと入れてくれる。
ご飯は黒豆入りの豆ご飯だ。
ビビンバの具は大根葉と思われるキムチと豆もやしのみ。
みそ汁はワカメたっぷりだ。
お寺の食事らしくてなかなかよい。ヘルシーだ。
コチュジャンや唐辛子粉は自由に使えるようになっている。
また、あちこちに「食べ物は残さないで下さい」と張り紙がしてある。

※「食べ物を残さないでください」  〜チョゲ寺

本当に質素な食事だったけど優しい味でおいしかった。
お腹が満足したところでお参りをし、南大門市場へ眼鏡を買いに行く。
検眼をしてもらうと視力は下がっていなかったが乱視がちょっと進んでいるとのこと。
20分ほどで眼鏡を作ってもらった。140000W,安かった。
午後は高陽市イルサンへ。
女性民友会生協の店舗を見たいと思い、注葉駅そばにある高陽女性民友会生協高陽店を訪れた。
  
※高陽市の高陽女性民友会生協。安心・安全にこだわった食品がたくさん。

店舗の規模は小さいが取り扱い品へのこだわりは大きいものがあった。
お店の入口に小さな黒板があって「有機材料で作るキムチ」の予約販売受付の案内が書かれていた。
そういえば、もうキムジャンの季節だ。
有機ということは無農薬、さぞおいしいキムチだろう。食べてみたい。
お店の中は一通りの食料品が揃っていた。
スーパーより若干高めだが安全が確認できる国産原料にこだわったものばかりなのでまあ仕方がないだろう。
組合員にならないと買い物できないのだが私は日本から来た観光客であることを話して買い物をした。
国産材料にこだわったフェンネルのバタークッキー、コメのぽん菓子、韓国海苔などを買った。
その後、注葉駅から大化駅までの間、住宅地の中をゆっくりと歩いて楽しんだ。
  
※一山(イルサン)の住宅地にて。

街路樹はきれいに紅葉し始めておりすっかり秋の雰囲気だった。
イルサンの住宅街は道が広くてきちんと整備されており、また公園も多く、とても気持ちよく歩くことができた。
ソウルへの帰りは地下鉄ではなくレッドバスに乗った。

※イルサン→ソウル駅を結ぶレッドバス1000番。特急のように停まるバス停は少ないので早く目的地に着ける。

地下鉄は景色が見えずつまらないから。
1000番のレッドバスなのだが、この路線はイルサン新都市→延世大学→光化門→ソウル駅というルートのようだ。
5分おきくらいに頻発しており地下鉄に乗るより早くソウルに着いた。
夕方はチョンゲチョンを散歩しつつチムジルバン(クギル館)へ。
久しぶりのチムジルバンは天国そのものだ。
夜はキムパブ天国でトンカツを食べる。

※キムパブ天国のトンカツ。デミグラスソースにカツはとてもよく合う。

4000W、トンカツの上にはデミグラスソースがかかっており、なかなかおいしかった。
1日目の予定はこれでおしまい。


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