全羅南道(木浦&珍島)とフルハウスロケ地をめぐる旅(2006年8月13日〜8月17日)・1日目
                       

8月13日(日)

明け方4時半に起きて急いで仕度、5時前に家を出る。
駅までのバスはまだないので1時間弱を歩く。
行きの便は羽田8:20→金浦10:40のJAL8831便である。これに乗るとソウル市内でお昼ご飯を食べることができるのだ。

※このジャンボ機で8割程度の混み方。まだまだ韓国人気は高いのだろうか

羽田空港国際線ターミナルはお盆の時期とはいえそんなに混んではいない。
出国手続きもすぐに終わった。これが本当に助かる。
羽田空港といえばカレーライスなのだが(笑)今回は時間がない。
飛行機は時間通りに出発した。席は8割程度の埋り方だろうか、私の隣の席は運よく空いている。
日本人の乗客が多いと思ったら韓国人の乗客もかなり目立つ。サンダル履きも多い。
日本へサンダルで旅行、韓国人にとっても高いといわれてきた日本旅行は手軽なものになってきたのだろうか。
機内食はいつも通りだ。

※いつもの機内食とスカイタイムのゆず

飲み物はJALオリジナルのスカイタイムゆずをもらった。
この時間からアルコールは飲む気がしない。
この便は座席に個人テレビが付いている。
JAL名人会の番組を選んだら私のお気に入りのなんばグランド花月で収録した漫才や落語が放送されていた。
ラッキーである。
大木こだま・ひびきの漫才、宮川大助花子の漫才、月亭八方の落語など楽しめ、またNGKへ観に行きたくなってしまった。
この番組は55分で終わってしまった。

※これは楽しめました〜

番組表を見ると「春が来れば」という韓国映画をやっているチャンネルがあり、それを観る。
このような韓国独特のハートウォーミングな映画は大好きだ。
が、韓国は近い。
途中で金浦空港に着いてしまい最後まで観る事ができなかった。
この映画はソウルでソフトを買おう。
定刻より早くソウルへ着いた。
入国手続きも金浦空港だと本当に早い。
KTXの木浦行きに乗るために龍山へ行く。
早くソウルへ着いたので予定していた列車よりも早い時間の木浦行きに乗ることが出来た。
11:55発KTX木浦行き、特室である。木浦には14:58に着く。
羽田便を使うと午前中にここまでいろいろできてしまう。
ちょうどお昼、龍山駅ホームのお弁当屋さんで買った海苔巻きとバナナ牛乳を楽しむ。
バナナ牛乳は香料使用と分かっていてもなぜかおいしくてつい買ってしまう(^^;)
海苔巻きは普通のキムパブとヌードキムパブ(ご飯が外側)の2種類が入っていた。
値段は高めだったがおいしかった。
  
※列車内での食事もいいものです。スポーツ新聞読みながら。龍山→木浦間は特室53200W。

また、特室なのでバターワッフルやミネラルウォーターを自由にもらえる。
新聞も見放題だ。
スポーツ新聞には巨人のイスンヨプ選手の活躍ぶりがちゃんと載っている。
芸能欄にソンヘギョの写真があったので読んでみると韓国ドラマ「フルハウス」が日本の地上波でも放映予定の旨の記事だった。
日本の20〜30代の若い女性に人気が出るだろうと書かれていた。
「フルハウス」のロケ地は4日目に行く予定である。
時間通りに木浦に到着、暑い。
  
※木浦駅ホームと駅舎

駅構内の観光案内所でこの近所にチムジルバンがあるかどうかたずねると、バスにのって北港まで行かないとないと言う。
木浦のチムジルバンはあきらめた。
まずは宿探し。これが楽しいのだ。
駅から歩いて5分くらいのエリアに旅館やモーテルが固まっている。
その中の一つ、新しそうな感じのKTモーテルにした。
  
※駅そばのKTモーテル。これで25000Wは安い。部屋のPCは調子が悪くて×(^^;)

1泊25000W、部屋も広い。
バスタブはなく、シャワーだけだが暑いので関係ない。
荷物を置きちょっと休んでからユダル山へ。
ここはガイドブックにも載ってはいるが、私は韓国ドラマ「花より美しく」で登場した場所でとても景色が良かったのを覚えていたので行きたかったのだ。
外はかなりの蒸し暑さだ。
ユダル山は階段が多く山寺のようだ。
この暑さの中観光客はおおぜいいる。
年配の方もたくさんいて、韓国人は元気だ。
  
※ユダル山。暑い中登った甲斐があった。

山の上に行くとなるほど、ドラマで観たのと同じように本当に良い景色が楽しめた。
「木浦の涙」という演歌の碑があり、その演歌が流れている。
その悲しげな演歌が木浦の今見えている港町の風景ととてもよく合う。
ユダル山の上に行く途中には木浦を紹介した写真がタイルとなって道にはめられている。
これは面白い道だ。
  
※ユダル山の途中にはこんな楽しい道が。

木浦の名物はタコとエイだそうだ。
ユダル山では時間をかけてあちこちから木浦を見下ろす景色を楽しんだ。
が、暑さも限界になってきて木浦駅へ戻る。
駅前のPCバンへ涼みに行く。
1時間ほどネットを見て涼んで1100W。安い。
外へ出ると暗くなりかけている。
泊まっているモーテルや駅周辺の繁華街を歩いてみる。
全体にごみごみした古い街のようだ。
ソウルのミョンドンを小さくしたような繁華街で、ソンヘギョがCMをやっている化粧品の大きな広告を見つける。
即写真を撮るが人がいる中でこれは勇気がいる(^^;)

※左の男性は私じゃないです(^^;)

おなかが空いてきた。
モーテル近くの食堂へ入る。
食堂のアジュンマが「うちはタコビビンバがおいしいのよ」と言ったが私はテンジャンチゲが食べたかったのでそれを注文した。
なるほど、まわりの客を見るとタコビビンバを食べている人が多い。
テンジャンチゲは4000W,港町らしく具はアサリやタラ、など海産物が豊富に入っていておいしかった。
付け合せのおかずは6皿、にんにくの芽や卵焼き、なすの煮物、雑魚、韓国おでんのキムチなどビールに合うものばかり。
  
※地方のごく普通の食堂は安くておいしいものばかり

地方へ来るとこれだから普通の食堂は楽しみなのだ。
夜はもう少し駅周辺を歩き回って今日の日程はおしまい。

※綺麗な道でしょう?



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