半年ぶりのソウル&初めての済州島5日間の旅(2007年6月3日〜6月7日)・5日目
    

             



6月7日(木)

 早朝5時前、隣のチョゲ寺から聞こえてくる朝の読経で目を覚ます。これが楽しみの一つなのだ(笑)
窓を開けると今日もいい天気のようだ。
部屋でしばらくテレビを見た後、荷物をまとめて早々にサモモーテルをあとにする。
サモモーテルのアジョッシはまだフロントの奥で布団の中に入って寝ていた。
まだ時間も早朝6時過ぎ、ちょっと贅沢だが朝風呂を兼ねてこの旅行最後のチムジルバンを楽しみに行く。
朝、チムジルバンへ行くのは初めてだ。サモモーテルから歩いて行けるのが良い。
平日の朝だというのにそこそこ人がいる。
きっと昨夜から泊り込んでいる人たちだろう。
大浴場での朝風呂はとても気持ちが良い。今日は帰国日だがこのままずっとここにいて帰りたくないと思ってしまう。
チムジルバンでたっぷりと汗をかいたあと朝ごはんを食べに出かける。
朝から実に良い気分だ。
鍾路の朝、新聞配達のオートバイをあちこちで見かける。
 
※鍾路にて。新聞配達のバイク。やはりカブのようなバイクが使われている。

また、昨夜散らかしたと思われるチラシ、広告類を片付ける清掃員も大活躍だ。
これが毎日繰り返されるのだから清掃員の苦労は大変なものだろう。

  
※こんなにゴミを散らかさなくてもいいのに、と思ってしまう(^^;)

普段、あまり行くことのない楽園商街の裏手辺りまで行ってみる。
このあたりまで来ると鍾路のにぎやかさはなく、昔ながらの戸建ての家々がたくさん並ぶ静かなエリアになる。
 
※このようなところを歩いていると韓国か日本か一瞬分からなくなる。

狭い路地をあてもなく歩いているとハングルで「定食2500W」の看板を見つけた。
あちこちに同様の食堂がある。
が、どの食堂もたたずまいは立派とはいえない。路地裏の古い小さな食堂だ。
それにしても定食が2500Wとは安い。
釜山家という1軒の食堂に入る。
ぼろくて汚い、小さな食堂だがこの雰囲気は逆になんだか期待できそうだ。

※路地裏で見つけた2500Wの定食屋さん「釜山家」。建物はぼろいけど味は満足。

2500Wのペッパン(定食)を頼む。
奥ではなにやら揚げ物を揚げる音が聞こえてくる。
おかずに揚げ物があるようだ。
しばらくするとお盆にいろいろな皿が載せられて運ばれてきた。
超大盛りのご飯にワカメスープ。魚(多分サバだったと思う。)の大きなから揚げに海苔、それにキムチが3種類。
これで2500Wだ。安い。

※これで2500W。お腹がいっぱいになる。

魚のから揚げは揚げたてて大変おいしい。キムチもよく漬かった味で私好み。朝からご飯がよく進む。
う〜ん、これは良い店を見つけたようだ。
またの機会に必ず再訪したい。
ちょっと覚えにくい場所にあるので歩きながら地図をメモしておいた。
しばらくこの界隈を歩きまわった後、鍾路をあとにした。名残惜しいのだが。
で、最後の買い物をするために金浦空港のEマートへ。
開店前に着いてしまったので入口で開店を待つ。
開店前の店内放送が面白くて楽しめた。
録音したので詳しくはこちらを。
挨拶の練習をするのはどこも同じようだ。
Eマートではにんにく、煮干し、各種お菓子やラーメン、ジャスミンの香りがするという蚊取り線香、レトルトのミートボール、乾燥ワカメ、とうもろこし茶、菓子パンなどあれこれ買い込んだ。

※ジャスミンの香りの韓国蚊取り線香。ラベンダーの香りのもあった。

パンパンに膨らんだバッグとリュックをもって金浦空港へ。
出国手続きはやはり5分とかからない。
帰りの機内食ではチラシ寿司のようなものと韓国製のヨーグルトが出てきた。

※JALの機内食。韓国線はまあ、こんなもん(^^;)

羽田空港では持ち込んだ韓国のにんにくや野菜の種の植物検疫でちょっと時間がかかってしまったがまあしょうがない。
機内に預けた荷物がなかなか出てこないので植物検疫の係官としばらく話をしながら待つ。
韓国の野菜の種は植物検疫を受ければ持ち込める。

※帰国時に植物検疫を受ければイモ類など一部を除く野菜、果物類は持ち込める。写真中央が検疫済の印。

軽いし安い上に育ちが早くておいしい。
お土産にはお勧めだ。
というわけで5日間にわたる韓国旅行はこれでおしまい。


     

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