半年ぶりのソウル&初めての済州島5日間の旅(2007年6月3日〜6月7日)・1日目
    

             



6月3日(日)

 約半年ぶりの訪韓である。
GWに訪韓したかったのだが、今年度よりGWも出勤、振り替え休日を年度内にもらえるのだが時間がかかりやっと予定を立てることができた。
毎回書いているがやっぱり私にとっては羽田⇔金浦便は本当に楽である。
羽田空港国際線ターミナルに着いてチェックインや出国審査などの諸手続きを終え、搭乗口にたどり着くまでに約5分しかかからなかった。
これだから羽田はやめられない(笑)
羽田(9:20)→金浦(11:35)のJAL8831便は相変わらずジャンボ機を使用している。

が、珍しくこの日は空席が目立ち、おそらく6割程度の座席の埋まり方だったと思う。
韓国入国書類を書き、機内誌を読んでいるともう機内食が運ばれてくる。
なんと、冷やし中華が出てきた。
3口ほどで食べられる冷やし中華とゴボウの漬物、フルーツのシロップ漬けだった。
飲み物はみそ汁を頼む。
大好きなので機内でも飲めるのはありがたい。

2杯目はコーヒーをもらった。
空いているので何度も飲み物のワゴンが来る。
半年ぶりの韓国、窓に韓国独特のマンション群が見えてくるとワクワクしてきた。
定刻より20分ほど早く金浦空港に着く。
まずは最近開通したばかりの空港鉄道、A’REXに乗ってインチョン国際空港間を往復する。
片道3100Wで切符はタッチパネル式の自販機で買う。
プラスチック製のしっかりした切符だ。

利用者は少なく、車内はガラガラである。
金浦空港からインチョン国際空港まではノンストップの特急と各駅停車がある。
行きは各駅停車に乗った。ロングシートのきれいな車両だ。
停車駅案内は韓国語、英語、中国語、日本語の順に行なわれる。
約35分の所要時間だったのだが、途中で徐行と停止を繰り返すようになった。
しばらくして車内アナウンスがあり車両故障で速度が出せずこのまま運行するとの事。
地上を走るので車窓はけっこう楽しめた。
結局50分ほどかかってインチョン国際空港に着いた。
インチョン空港で昼ごはんを食べる。
空港鉄道の乗り場近くにソルロンタン専門の新しい食堂「ボンヒソルロンタン」ができていて空港従業員で賑わっていた。
私もその店に入り、ソルロンタン(8000W)を頼む。
写真では分からないが実は牛肉がたくさん入っていて楽しめた。
スープはシンソンソルロンタンのほうがダシがたくさん出ている感じだったが具だくさんという点ではこちらの方が勝っている。
きざみねぎは使い放題、おかずは白菜キムチとカクテギ、小エビと葉ニンニクのキムチに唐辛子のキムチが出てきた。

お腹が満足したところで再度空港鉄道で金浦空港に戻る。
帰りはノンストップの特急に乗った。
席はクロスシートでEXPRESSの雰囲気が感じられた。

さて、この後は金浦空港から済州島へ向かうことにしている。
飛行機の予約は全くしていないので行き当たりばったりだ。
行きはアシアナ航空で夕方の便(金浦(16:45)→済州(17:50)OZ8929便)がすぐにとれた。
88400W,週末価格で高い。
韓国の国内線に乗るのは光州へ行って以来久しぶりだ。
機内はほぼ満席、日本人も数名確認できた。
飲み物のサービスがあり、トマトジュースを頼んだ。
韓国のトマトジュースは甘く、慣れるとクセになる味だ(^^;)

済州空港までは65分、短い空の旅である。
済州空港の外へ出ると南国の木がたくさん植えられていて那覇や石垣などと同じ雰囲気だ。

タクシーで旧済州の東門市場へ向かう。
相変わらず韓国タクシーのキサニムはめちゃくちゃ飛ばす。
15分ほどで東門市場前に着く。
那覇空港から国際通り中心部までと同じくらいの距離だろうか。
3100Wだった。

ここで今日の宿探し。
これが楽しい。
済州島は観光の島だけあって、ホテルはたくさんある。
モーテルや旅館もあちこちに見られる。
私は市場から程近い、トップCFモーテルというモーテルに決めた。
1泊40000Wだが部屋はかなり広く、浴室も大きい。
大型テレビとパソコンもある。
まあ、満足だ。

4階の部屋だったが海も少し見える。
晩ご飯を食べにさっそく外へ出る。
この時間がまた楽しい。
あちこちさんざん見てまわった後、定食専門の食堂に入った。
チェジュはカルチ(太刀魚)やオクトム(アマダイ)、(ソンゲクク)ウニとワカメスープなどが土地料理だが今回は5000Wのペッパンを頼む。
地方のペッパンは結構楽しめるからだ。
三枚肉と豆腐のチゲに8品ものおかず、もやしスープにご飯が出てきた。
8品のおかずはどれも美味しかったがワカメの酢の物は特においしかった。
今、写真を見ただけでもまたお腹が空いてきてしまう(^^;)

大変満足して店を出た。
この日は東門市場付近を時間をかけて歩き回り終了。
初めての済州島の印象は、濃い緑がソウルに比べてとても多くて街の人もあまりセカセカしていない,そんな感じだろうか。
                  

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