慶尚道とソウル5日間の旅 浦項〜海印寺〜安東〜ソウル(2010年8月7日〜8月11日)・5日目
8月11日(水)
5日間の韓国旅行最終日、帰国便は金浦空港発のJAL最終便なので1日たっぷりと過ごせる。
朝、宿近くの全州キムパブという新しくできた?キムパブ店へ食べに行く。
カレーライスを頼む。4000Wだったか。
韓国のカレーライスはどうもきゅうりの千切りがトッピングされているのが多いように思う。
真っ黄色の昔風のカレーで自分ではかなり好みの味。
※鍾路3街の全州キムパブ カレーライス
今日は地下鉄4号線の終点駅であるタンコゲ駅へ行き、周辺を歩きまわってみようと思っている。
だが、鍾路から単純に地下鉄に乗ってもつまらないしおまけに景色も楽しめない。
そこで、鍾路から路線バスでハゲまで行き、そこから地下鉄に乗ることにした。
今日も朝からとても暑い。
ハゲ(下渓)という街は初めて訪れたがどこへ行ってもアパートばかりが立ち並ぶ、あまり街歩きが楽しくない所だった。
ハゲの街歩きは早々に切り上げ、地下鉄でタンコゲ駅へ向かうことにする。
暑い。
※ハゲ(下渓)の街。アパートが立ちならぶ。
地下鉄4号線の終着駅、タンコゲ。
ここは地上駅だ。
すぐ近くに山が迫っている。
※タンコゲ駅
※タンコゲ駅前
駅前は高い建物があまりなく、郊外の街らしい感じだ。
登山客の姿も目立つ。
駅前に小さな平屋が密集した一角があったので歩いてみる。
東京浅草の路地見たいな感じだ。
家の前にずらっと鉢物を置いている所が多い。
こんな風景を見ると韓国にいることを忘れてしまう。
この一角だけはとても古い感じがする。
そのうち駅前再開発などでなくなってしまうのだろう。
※東京下町のような横丁。鉢物が並ぶ。
大きなごみ袋が積み上げられているのを見つける。
「タンコゲ再活用センター」という看板があるが「センター」に似合う建物がない。
集積場か。
ごみ袋の中身は缶のようだ。
資源ごみはいったん、こんな所に集められるのか.....。
駅から徐々に範囲を広げながら街歩きを進める。
タンコゲ駅裏手にまわる。
しばらく坂を登ると韓国独特の集合住宅、ビラ街が現れる。
※タンコゲ再活用センター ビラ街
ビラ街を抜けてさらに坂を登り続けるとハプドン村という地名の所に着く。
このあたりは古そうなエリアだ。
そのうちタルトンネも見えてくる。
トンネ内を歩くとテレビの音とか洗い物をする音、子供の泣き声が聞こえてくる。
曹渓宗の小さなお寺もある。
だいぶのぼりつめたので振り返るとタンコゲの街が一望できた。
とても高い所へ来てしまったようだ。
暑い。
近くに小さな公園があったので休んでいたら小さなパンフレットを持ったアジュンマが近づいてきた。
パンフレットを見ると真理教という宗教の布教だ。
話をちょっと聞いて欲しいと言われたので、日本人なので韓国語が分からない、ととぼけるとちょっと日本語のわかる者を連れてきますから、と携帯を取り出した。
これはまずいと思い、早々に立ち去る(^_^;)
タンコゲの街歩きを終えて地下鉄でミョンドンヘ行く。
ちょうど昼時だ。
omuto tomatoというオムライスの店に入る。
創作オムライスの専門店らしい。
カニクリームのオムライスを頼む。10900Wと高い。
だが、見た目通りの味でおいしかったし、付け合わせのフランスパンをガーリック風に揚げたのも大変いい味だった。
※ミョンドン オムライス専門店でカニクリームのオムライスを。
続いてコーヒーが飲みたくなり、カペイヤギ(コーヒー物語)という喫茶店へ行く。
コーヒーとティラミスを頼んだがいずれもそれなりのお味。
ミョンドンから歩いて市庁前の広場へ行く。
市庁舎の外壁に何か取り付ける工事が行われている。
ここへ来るといつも新たな変化があっておもしろい。
人の写真を大きくパネルにしたものを外壁に取り付けている。
これは大掛かりな作業だ。
何のイベントかは分からず。
※市庁舎
光化門広場へ行く。
光化門の工事が終わったらしく、景色がよい。
世宗大王像の後ろには青瓦台とまだ「光化門」の看板が取り付けられていない新しい光化門が見える。
※光化門広場 像の左後ろには青瓦台、右後ろに光化門
最後、チョゲ寺へ。
そろそろ空港へ向かわなければならない。
金浦空港のEマートで買い物をするのだ。
鍾路のバス停から601番の路線バスに乗る。
鍾路から金浦空港まで行くにはこれが一番安い。
車窓も楽しめるし。
金浦空港のEマート前で下車する。鍾路から45分ほど。
Eマートで最後の買い物を楽しむ。
※鍾路から601番の路線バスで金浦空港Eマートへ。
空港で荷物をまとめて預け、チェックインする。
その後、最後の街歩き。
空港ビルを出て数分も歩けば普通の街が広がっている。
5日間の韓国旅行のあっという間、帰りの機内食はこんな感じ。
今回の旅行はこれでおしまい。