江原道(道渓・古汗・アウラジ・甑山)とソウル・ロケ地の旅(2007年1月3日〜1月6日)
    

                      
                            ※ 夜のさびしい江陵駅

                  



1月3日(水)

今回の旅行、行きは羽田金浦便がとれず成田インチョン便となった。
成田空港は久しぶりである。
が、自宅からは遠いので朝暗いうちに家を出なければならない。
成田空港まで交通費が4000円近くかかるのも勘弁して欲しい(^^;)
反面、毎度のことながら旅立ちの朝は本当に気分が良い。
普段の出勤前の朝の気分とは雲泥の差だ(爆)
横浜駅からは空港リムジンバスで成田空港へ向かった。
まだ眠いので車内ではずっと眠りこけていたが空港到着前の検問で起こされる。
久しぶりの成田空港内をブラブラしているとだんだんお腹が空いてきたので搭乗口付近にあるカフェへ行った。
トーストとスクランブルエッグ、サラダとコーヒーのみの典型的なモーニングメニューだったが朝のコーヒーをゆったりした気分で飲めるのは何ともありがたいことだ。

※成田空港内のカフェにて軽い朝食

私が乗ったJAL951便は定刻より若干早く出発した。
機内放送によれば本日は満席とのこと、韓国人気は相変わらずだ。

※JAL951便。大型機を使っても満席

機内食は若干の変化があった。
いつも冷たいご飯&煮物のパックのほかにフルーツみつ豆風の小さなパックがつくのだが、今回はなんとそれが人形焼1個に変わっていたのだ(^^;)

※みつ豆が人形焼に変わってしまった機内食

個人テレビで映画を楽しむ。
映画は「釣りバカ日誌」を選んで見ていたがこれはいつ見ても笑いが止まらず、楽しめる。
が、例によって映画終了前に韓国へ着いてしまった。
空港ビルの外に出ると、全く寒くはない。
珍しい暖冬の韓国だ。
私は江南高速ターミナルまでのリムジンバスのチケットを買った。
今日は一気に江陵まで行く必要があるのだ。
江南バスターミナルのヨンドン線バスチケット売り場で江陵行き優等バスのチケットを頼むと14:50発とのこと。
すぐ次の便のが買えた。

※江南高速バスターミナル、ヨンドン線バスチケット売り場
      
江陵まで約3時間、優等高速バスで18400Wである。
このバスターミナルの雑踏を感じてやっと今自分が韓国に来ているという実感が湧いてきた。
バスは途中休憩のためにサービスエリアに寄ったがその後から景色が段々と変わってきた。
山深くなり、あたりは雪景色になった。
外気温が急に下がってきたのだろう、車内の窓ガラスが急に曇りはじめた。
大関嶺のあたり、ヨンドン高速で一番気に入っているエリアである。
さて、私が乗ってきたこの高速バス、車内に「携帯急速充電器」なるものがあって乗客が何人か自分の携帯を充電していた。
無料である。
珍しいサービスである。
江陵のバスターミナルにつくともうあたりは真っ暗になっていた。
ちょっと心細い。
江陵はバスターミナルと鉄道の江陵駅と離れている。
明日は鉄道を使うので駅前の宿に泊まりたい。
タクシーを拾って江陵駅へ行く。
数分で江陵駅前に着いた。2300Wだった。
駅前は非常に閑散としているがちょっとバスターミナル方向へ歩くと旅館街だ。
旅人宿と呼ばれる安宿が意外に多い。
モーテルや荘旅館もたくさんある。
どこに泊まろうか。この時間がとても楽しいのだ。
結局私はエースモーテルというこぎれいなモーテルを選んだ。
1泊30000Wとのこと、明日も江陵に泊まる予定なので2泊ここに泊まることにした。
     
※江陵駅そばのエースモーテル(1月4日早朝撮影)  ※部屋の様子

受付のおばさんはとても感じがよい。
部屋は8畳くらいのチムデバン(ベッドの部屋)、風呂はバスタブなしだったがシャワーのお湯はきちんと出た。
まあ、立地を考えれば文句はない。
お腹が空いたので荷物を部屋に置くとすぐに外へ出た。
旅館近くに1軒の韓食堂があったので入る。
ヘジャンクク専門と看板にあったがいろいろなメニューがあるようだ。
私はテンジャンチゲ(4000W)を頼んだ。
この食堂のテンジャンチゲはこげ茶の色が濃い味噌を使っているようだ。
風味がとても良い。
大きな煮干が何匹もはいっており、味がしみていておいしい。
おかずもたくさん出てきた。
辛めのテンジャンチゲだったので体がよく温まってきた。

※テンジャンチゲ。おかずも満足。

帰りに付近の個人商店で飲み物など買って今日の日程はおしまい。。
明日は江陵駅からヨンドン線に乗ってあちこちまわる予定である。
それにしても江陵、遠かった。早朝に自宅を出て1日がかりの旅だった。

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