香港と中国・深セン旅行記(2010年7月9日〜7月11日)・1日目
4年ぶりの香港である。
このところ、7月は台湾へ行っていたが今回は香港のあのごちゃごちゃとした街と湿気を大量に含んだ重たい夏の空気に身を置いてみたくなった。
わずか3日間という期間なので香港の雰囲気を味わうだけ、またさらに今回は中国の深センにも行ってみた。
毎度のことながら成田空港までが遠い。
が、幸いなことに成田空港を利用するのは今後さらに少なくなりそうだ。
この秋からは羽田空港からも台湾、香港など近隣の国々へ行けることになるので。
成田エクスプレスで横浜駅から空港第二ビル駅へ向かう。
車内では朝ごはん代わりに大船軒のサンドイッチ、ホットコーヒーを買う。
ハムサンドとチーズサンドの極めてシンプルなものだが意外においしい。
※朝ごはんはホットコーヒーと大船軒のサンドイッチ
JALの香港行きは2階建ての大型機だった。
まだ夏休みは始まっておらず、空いているかと思ったら機内はけっこう混雑している。
そういえば成田空港の保安検査場もかなり混んでいたのでびっくりした。
搭乗機は時間通りに搭乗口を離れたものの、なかなか滑走路へ行かない。
機内アナウンスがあり、離陸待ちの飛行機で空港内が混雑しているとのこと。
※日本航空731便 香港行き
機内食はたいめいけんのオムライスにした(札幌カリーというのもあったが)
まあまあおいしかったが機内食のボリュームは少なくなった気がした。
前回の香港行きの時の機内食を見たらさらにパンも付いていたのだった。
まあ、香港へ着いたらあれこれ食べればいいのである。
※機内食。たいめいけんのオムライス
香港空港からはエアポートエクスプレスに乗って九龍駅へ行き、そこからK1の無料バスで佐敦駅へと向かった。
久しぶりの香港、予想はしていたが暑い。
湿気がすごい。
がこれが味わいたくもあった。
今回の宿泊は萬年青酒店という、佐敦駅から歩いて数分のところにある立地のいいホテルだ。
楽天で予約したら2泊で1080HK$(朝食つき)だった。
建物はかなり古く、部屋は窓なし、浴室では隣の浴室音がよく聞こえるという、なかなかの内容だったが寝るだけなので十分だった。
※萬年青酒店。寝るだけに使うホテルなのでこれで十分。英語は訛りがあるものの問題なく通じる。
部屋に荷物を置き、さっそく街歩きに出る。
まずは九龍公園へ行ってみる。
さまざまな鳥がいるらしいので見に行ってみた。
見慣れない熱帯系の鳥がたくさんいて(檻の中だが)さらにフラミンゴのいる池などもあり、楽しめた。
※九龍公園の鳥のコーナー
歩いてチムサツォイの海岸沿いのプロムナードへ行く。
ここはお気に入りの所だ。
香港ならではの高層ビル群を背景に行き交う船を見ているのがいい。
ここでぼ〜っと時間を過ごす。
※チムサツォイの海岸沿いのプロムナード
お腹が空いてきたのでちょっと早いが晩ご飯を食べに行く。
香港でえびワンタン麺は欠かせない。ホテル近くの小さな食堂でえびワンタン麺と野菜炒めを食べる。
2品で34HK$。
えびワンタン麺の麺は期待通り輪ゴムのようにコシがあり、スープもおいしかった。
食後はすぐ近くにある、ミルクプリンで有名なお店へ行く。
ミルクプリンは21HK$。
安くはないなあと思ったが意外に量があり、もちろんおいしかったので満足だった。
※えびワンタン麺と野菜炒め ミルクプリン
香港島の夜景を見たいのだがまだ少し時間が早いようだ。
スターフェリーに乗り、香港島を往復して海上からの景色を楽しむ。
※香港滞在中、一度は乗りたいスターフェリー
香港島の夜景を楽しむイベント、シンフォニーオブライツが始まった。
音楽に合わせて香港島側の高層ビルの照明が変化するのである。
これは楽しかった。
※香港島側の夜景
夜景を十分に楽しんだ後はカラフルな照明で輝くネイザンロードを歩き、また廟街のナイトマーケットを見て回った。
初日からあちこち歩き回り、暑さも尋常ではないためすぐにのどが渇く。
※夜のネイザンロード 廟街のナイトマーケット
ホテルへ戻る途中、コンビニでビールやつまみを買い込んで今日の日程はおしまい。
香港へ来たらやはりビールはサンミゲル。
暑いときにぐいぐいと飲める、非常にうまいビールだ。
つまみに魚肉ソーセージを買ったのだが、メイドインジャパンとあり、ちょっとがっかり。
明日は中国深センへ行くことにしている。