タイトル | けもの24時間 |
内容(参照) | 「少年サンデーグラフィック うる星やつら 5」より |
初出掲載誌 | 小池一夫劇画村塾 創刊2号 |
発行元 | 小池一夫劇画村塾事務局 |
単行本 | ダストスパート!!(スタジオ・シップ)<絶版> |
<解説>
小池一夫劇画村塾の卒業記念として、卒業生は「私の24時間」というテーマを与えられて作品を描くことになっていたようで、この作品もそのときに執筆されたものと思われるが、創刊2号にはその特集はなく、「ゲリラ村塾」のコーナーに掲載されていた。「私の24時間」という卒業記念作品が特集化されたのは第3号からのようである。
いきなり美化のかけらもないキャラ・たかはしるみこが登場したことに、強烈なインパクトを覚えた読者もいるようだ。高橋留美子先生といえば、メガネがトレードマークのように思えるが、高校1年から大学3年まではコンタクトだったそうで、この作品でもメガネはかけていない。
この作品を見るかぎり、なかなか波に乗るまで時間がかかるが、乗ったらペンは速そうだ。(のちの、アシスタントの証言でもペンの速さはすごいという話だった。)
参照コマでもわかるが、部屋の中が女性の部屋とは思えないほどグチャグチャだが、漫画描きならば、思わずうんうんとうなずけるところであろう。(笑)