板谷波山 記念館


  HAZAN ITAYA

 MEMORIAL HALL


 板谷波山記念館は、日本陶芸界の巨匠であり、陶芸家として初めて文化勲章を受賞した板谷波山の足跡を伝える記念館として、昭和55年、生家敷地内に開館しました。

 また平成7年4月には、新たに生家、庭園、工房、展示館などを整備し、記念公演として一般公開されました。


●生家
 木造瓦平屋建。6畳2間と3畳の間に1坪の玄関と3坪の台所があり、天井裏が一部物置となっています。
 旧座敷2間は、江戸時代中期に建築されたもので、現存する座敷は、板谷波山生誕の部屋です。
 この建物は昭和40年5月、茨城県の指定文化財になりました。

●工房(作業場)
 東京都北区田端の波山住居にあった工房をそっくり移築。
 従来の東洋式伝統窯に西洋様式を工夫し、独自の創作により明治39年に完成した三方焚き口の倒炎式丸窯や昭和14年に作られた倒炎式角窯など、数々の名作を生み出した窯、ろくろ、石臼、 水瓶など生前使用していた道具類が、当時の姿で再現されています。

●展示館
 波山の作品の他、製作途中であった彫文様がはっきりとわかる唐花文様花瓶、下絵、愛用の硯箱などゆかりの品々や、文化勲章などを展示しています。



●交通のご案内
 JR水戸線下館駅下車、北口より直進徒歩10分
 常磐自動車道谷和原ICから国道294号線で約40km
  国道50号線沿い

●所在地 〒308 筑西市田町甲866

●管理者 筑西市教育委員会

●連絡先 板谷波山記念館 рO296−25−3830