ねずみ捕獲機の製作

 

 

 

               2020.10.16

 

 

ねずみの被害に困り果て、何通りかのねずみ取りを購入してセットしましたが、なかなか捕獲できません。そこで自作のねずみ捕獲機を作り、設置したところ上手く捕獲できることが分かりました。そこで今回台数を増やし、6台製作し天井裏、物置、玄関まわりなどに設置したところ、即3匹がかかりました。お陰で天井裏でのねずみの運動会も無くなりほっとしております。ご参考までにその概要を紹介します。

 

 

 

 

@ねずみ捕獲機の外観

 

テーブル, 椅子, ベンチ, 木製 が含まれている画像

自動的に生成された説明

待ち状態

 

テーブル, キッチン, カウンター, 木製 が含まれている画像

自動的に生成された説明

捕獲状態

 

 

A捕獲の原理

トンネル型の箱の奥に焦電型赤外線センサーを取り付け、その近くに餌を置きます。ねずみは餌から出る匂いにひかれ、箱に入るとセンサーが感知して扉を閉める信号をだします。箱の奥(扉の反対側)は金網を張っています。扉はスプリングで吊っています。待機中扉は開いた状態でロックされており、ロック解除はソレノイドの吸引動作で行います。

 

B餌について

養魚場で使っている魚粉を使った鯉用の大粒の餌(匂いが強い)がよさそうです。取り扱いが簡単です。

 

C主な部品について

焦電型赤外線センサー:M-02471焦電型赤外線センサーモジュール:DC12Vで使用: 購入先:秋月電子通商@850

吸引用ソレノイド:タカハ製CA1040034034Ω):DC12Vで使用:購入先:ソレノイドショップタカハ@970

 

 

D考察

◎メリット

1)市販の金網式捕獲機、粘着式、駆除用餌などを使用したが、捕獲は今一つ。焦電型赤外線センサー感知式はこれらよりも可成りよさそう。

2)餌は粒状でこれを播くだけなので簡単。

◎デメリット

1)部品価格が高い。

2)電源にDC12Vが必要。:改良検討中。

3)捕獲後の処理に一工夫が必要:現在処理装置を製作中。