いちごの水耕栽培にチャレンジ
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2017.4.18〜
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東南アジアでイチゴの栽培をしたいとの相談を受けております。年中30℃の気温の南国でどのようにすればイチゴが栽培できるかが大きな課題です。私自身イチゴの栽培経験がないので、先ずはイチゴを作ってみるかと云うことになりました。
イチゴは高温では栽培が難しいと聞いています。従って何らかの温度対策が必要です。また出来れば無農薬で栽培したいとの気持ちもあります。そこで水耕栽培にチャレンジすることにしました。
1.2017.4.18 :育成装置の製作とイチゴ苗の植え付け
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100φの塩ビパイプを用いる。両端は塞ぐ。
3株分の60φの穴を開ける。
60φ×70mmの塩ビパイプ3個を穴に挿入する。
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イチゴの苗は培養土を根を傷つけないように注意しながら水で洗い流す。
根と茎との境部分を発泡ウレタンで囲い、60φの塩ビ筒に挿入する。
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100φ塩ビパイプの穴にこれを挿入する。
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植え付け完了。
いちご苗の種類
女峰
宝交早生
めちゃデカ!いちご
の3種類
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2.5月24日
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(1)培養液の循環装置取り付け
(2)培養液中に空気送り込み実施
(3)LED照明取り付け
(4)1株(宝交早生)追加
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培養液の循環には風呂水を洗濯に使う時に用いるポンプを流用した。
流量が大きいため、上部にタンクを設け、フロートセンサーで上部タンクへの水量をコントロールするようにした。上部タンクの下部にはコックを付け、流量の可変が出来るようにした。
エアー供給は熱帯魚用の空気ポンプを流用した。
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女峰の成長がよく、実が2〜3日で急速に大きくなった。
イチゴの種類により、水耕栽培に適、不適があるように思える。
今回女峰の成育がよいので追加する予定だったが、品切れのため宝交早生とした。
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3.今後の予定
これから夏に向かって気温が上昇して行きます。イチゴは高温に弱いと聞いています。装置全体を冷房するのは大変なので、培養液を冷却する方式を計画しています。ペルチエ素子で冷却テストをしましたが、能力不足なので手持ちの80Wクラスのスターリングクラーを用いる準備をしています。
続く・・・・・・
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