1999.6.23 |
庭の松の木に巣箱を作って3年が経過した。伸び過ぎた庭木を剪定していると、頭の上で四十雀の鳴き声が聞こえてきた。まさかのまさかだった。しばらく観察していると2匹の四十雀が交互に虫をくわえてきては巣箱に入る。青虫の次は茶色の虫と5分から10分間隔で運んでくる。親鳥が巣箱に近づくと、中で雛が一段と声を張り上げる。無事に巣立ってくれればよいと思いつつ、中を覗きたい気持ちに駆られた。例の小型ビデオを持ち出し、入り口から覗いて見た。薄茶色の口が6つ確認できた。しかし中は暗い。よく見えない。ライトが必要だ。
1週間後、ライトの準備が出来たので、生育具合を確かめようと、カメラを巣箱の入り口に近つ゛けた。どうも様子がおかしい。雛の鳴き声が聞こえない。親鳥も飛んでこない。ライトを点けて内部を覗いた。中は空っぽだ。
妻が昨日巣箱から雛が顔を出していたと云っている。残念ながら1日違いで巣立ったようだ。雛の姿を撮り損なった! 屋主に挨拶もせず行ってしまった!
数日後、数羽の四十雀が庭に来ていた。こどもが混ざっている。多分無事に巣立ったこどもを見せにきたのだろう。よかったよかった。
茶色の虫をくわえている
青虫をくわえている
来年も無料で貸すので来てください!!
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