1998.9.17の八ヶ岳観音平

 

台風一過の晴天を期待し、また観音平に来た。今回は観音平グリーンロッジに素泊まりの予約をとったので、少しはゆっくり星を眺めることが出来るだろう。実は前以て、午前中にロッジに電話を入れたのだが、管理人の手塚さん曰く 『今日は予約がないので山を下りようと思っていたが、来ていただけるのなら、到着時刻にまた戻る』 とのこと。われわれだけ(私と女房の2人)のためにと、申し訳ない気持ちを持ちつつ、17時に到着した。風が少し強いが、天気は良い方向にあるようだ。部屋に案内してもらったが、20畳の畳の部屋にわれわれ2人だけで泊まることになった。

駐車場に望遠鏡をセットし暗くなるのを待った。天体観測にはもう一組(学生)が準備を進めていた。暗くなり、満天の星空が広がった。何度見ても観音平の夜空はすばらしい。

 

 

 

 

NGC7000北アメリカ星雲

はくちょう座のデネブの東を探したが、よくわからない。そこでこの辺だと場所を決めてかかり、露光を開始した。後で現像してみたら、なんとか映っていた。

 

 

 

NGC253

12センチの反射鏡を調整している学生に、何を撮影するのですかと訪ねると、くじら座とちょうこくしつ座との間に比較的大きな星雲があるとのこと。双眼鏡を向けて親切に教えてくれた。

 

 

NGC884とNGC869

カシオペア座周辺を望遠鏡で覗くと、無数の星がところ狭しと並んでいる。この辺りを撮影してみようと思い、シャッターを切った。後でNGC884と869であることがわかった。左上が884で右下が869である。