昔(昭和20年代)は市川、船橋周辺にはいろいろなトンボが生息していました。朝露に濡れた畑の畦道を歩くと、小さなイトトンボが静かに飛び立ちます。その頃はこの小さなイトトンボよりギンヤンマに興味があったのであまり深く観察することはありませんでしたが、今になると、この小さなイトトンボに郷愁を感じます。
昭和30年代後半からの周辺の急速な開発により殆ど絶滅したかに思われましたが最近ごく限られた場所ですが、このようなトンボが見られるようになりました。
市川動植物園のビオトープにならって、庭に小さなビオトープを5月に作りました。昨日水中を調べてみると、すでにやごが数匹住み着いていました。条件さえ揃えば自然は力強く回復することを知りました。
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