ハクビシン

 

 

 

ハクビシン捕獲器とねずみ捕獲器   2015.7.8

 

 

 

ネズミ

 

 

我が家には毎年5月下旬と8月下旬にハクビシン1匹が現れます。またねずみも8月下旬に数匹現れます。5月下旬は庭にあるびわの収穫時期で、8月下旬はぶどうの収穫時期です。

 

 

 

ハクビシン捕獲機

 

今年もハクビシンが来ると予測し、木のまわりを網で囲いましたが、5月18日に隙間から入られ、一晩で50個程のびわを食べられました。木の下に皮と種だけが落ちているので食べられたかどうかはすぐ分かります。網で守るには限界がありそうなので、今回はハクビシン捕獲器を作りました。これにかかるかどうかは疑問でしたが、もしかしたらとの思いもあり短期間であり合わせの材料を使って作ったのが次の写真です。キーパーツはDC12Vで作動するプランジャー(ソレノイド)です。

 

 

 

 

ワイヤーセット状態

 

 

 

ワイヤー開放(捕獲)状態

 

 

びわの木の周りを網で囲い、一箇所だけ中に入れる通路を作り、その通り道にこの捕獲器を仕掛けました。捕獲器を通過する途中にマイクロSWのついた踏み板があり、マイクロSWが入るとワイヤーが引かれハクビシンの首または胴にワイヤーの輪がかかるようにしています。

 

521日の午後9時ころ、バタンという音が庭でしました。まさかと思いつつ捕獲器に近づくと、あのハクビシンがかかっています。ワイヤーが胴の周りにかかっており、抜け出そうともがいています。まさかこんなに簡単にかかるとは思っておりませんでしたので、かかった先どうするかなどは考えていませんでした。毎年びわを食べにくる憎きハクビシンではありますが、殺すことなど考えておりませんで、棒切れを探し頭を何度かたたいていると、ワイヤーが切れて逃げて行きました。これで多分2度と来ないだろうと思っています。少しあまいかな?

 

あまりの突然のことで残念ながら写真やビデオは撮れませんでしたが、捕獲器の動作は動画でお見せできます。

 

動画:ハクヒシン捕獲器の動作

 

 

 

ねずみ捕獲機・・・・・・・・改良あります。

 

次に8月に現れるねずみ対策です。これまで種々の施策をトライしてきました。粘着材が塗ってあるねずみ捕獲器では苦い経験をしております。屋外設置のため、すずめがかかってしまったことです。それ以来これは使用していません。針金で出来たねずみ捕獲器では1回だけかかったことはありますが、その後全くかかりません。学習して利口になったのではないかと思います。この装置は食べ物を針金の先に刺しておき、ねずみが食べ物を引くと扉が閉まるものです。

 

今回の試作品は食べ物は置くが、ねずみがその場所に来たら、熱感知センサーで検知し扉を閉じる方式(スプリング)としました。熱感知センサーは市販の防犯灯のセンサー(AC100V)をそのまま使用しています。扉を閉じるメカはハクビシンに使用したプランジャー(DC12V)を流用しています。AC100VからDC12Vを得るためAC-DC電源を使っています。

 

外観は写真のとおりです。捕獲してからどうするかはこれから考えます。

 

 

 

 

扉 開状態

 

 

 

扉 閉状態

 

 

 

正面 扉開状態

 

 

動作を動画でお見せします。多分ねずみがかかってくれると思っています。

 

動画:熱感知センサーを用いたねずみ捕獲器の動作

 

 

 

現在は片側が扉で片側は金網にしておりますが、両方に扉を付け、センサーが感知したら同時に双方の扉を閉める構造にすればねずみの通路に設置できます。次はこれにチャレンジする予定です。