地元の博物学者
今年になってから3回程ここを散策しました。なぜ3回も?一度訪れてみれば分かります。四十雀とめじろが群れをなして飛来してきます。それもほんの数メートル近くまで来て餌を食べています。この群れの後からこげらもついてきます。これほど多量の野鳥を身近に見られる場所はめったにないでしょう。鳥が好きなら病み付きになります。
ここを常連とする地元の博物学者がおります。それも何人もです。3回ほど通うともう顔なじみになります。そしていろいろな情報を教えてくれます。
(1)ふくろうがあそこに住み着いていて去年は2羽が誕生した。今日はまだ見えないが3時(15時)ころには戻ってくるかも知れない。この写真(デジカメ)は午前中に撮影したものだと見せてくれる
(2)とんぼが越冬している。これが越冬中のとんぼだ・・・と言って分かりにくいトンボの越冬する姿を指し示してくれる。今年は4頭越冬している。
(3)夏になるとあそこのビオトープでキイトトンボが羽化する
(4)さっきあそこの水辺におしどりがきていた
などなど、ここの自然を知り抜いています。
越冬するトンボ
トンボが越冬している? この寒い冬にトンボが越冬しているとは全く想像できませんでした。地元の博物学者がそれを見せてくれました。とくさの先に何やらくっついています。よく見ると正しくトンボです。しかも化石のようにとまっています。種類はよく分かりませんがイトトンボの仲間でしょう。
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