江戸川のちょうげんぼう

 

東京都と千葉県の境を流れる江戸川は、河川敷が広く、ゴルフ場や運動場に利用されております。しかし、あしや葦の茂みの自然が残っているところがあります。

天気の良い日には時々この付近をぶらりと散歩します。この様に書きますと、我が家がこの近くにあるように思われますが、実は近くまで車で行くのです。夏の間はよしきりが我が家と云わんばかりに、騒がしく鳴いておりますが、冬季は一面の枯れ草の原となり、今まで気がつかなかった野鳥に出会うことが出来ます。

チョウゲンボウもその中の一種です。鳩やカラスの飛び交う中、精悍な顔つきの猛禽類に身近に出会うことができました。写真はデジタルビデオカメラで捉えたものを、ビデオキャプチャーボードでパソコンに取り込んだものです。最近、絶滅に瀕している種がある一方、人の生活環境に順応して増えている種もあります。都市近郊でチョウゲンボウをよく見かけると聞きますが、果たしてどちらでしょうか。

江戸川の河川敷は都会の真ん中にあり、整備が急速に進んでおります。トラクターで平らにならし、夏場はグリーンを敷き詰めたようにきれいです。しかし、ここを生活の場としている動物がおります。単に人のためばかりでなく、一部はこのような動物のために是非とも自然を残してやりたいものだと思います。2月になるとまたコミミズクが飛来します。安住の場所を残して!!

 

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