アオスジアゲハ
2006.9.23
あおすじあげはの食草(樹)はクス、タブ、イヌガシなどです。庭に植えてあるクスの木の葉に産卵中です。
このクスの木には毎年何度となくあおすじあげはが産卵しています。葉が虫食いだらけになっているのはそのためです
外敵も多く、さなぎになる直前が最も危険です。四十雀が捕食しているようです。
昔(昭和30年頃)は5月連休明け頃の畑の葱坊主に吸蜜にくるあおすじあげはをよく見かけました。最近では葱畑では全く見ることができません。農薬の関係かもしれません。
あおすじあげはは亜熱帯系の蝶で、日本には関東以南に広く分布しています。保育社発行の原色日本蝶類図鑑(昭和29年発行)では、北限が福島あたりで北海道には産しないと
記してありますが、温暖化の影響でかなり北に広がっているのではないかと思われます。
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