梅雨もようやく終わりに近ずき、少しもやのある空に満月が上がってきた。今回の月食撮影にはNikon Coolpix950(デジカメ)を用いることにした。勿論カメラ単体ではなく、高橋製102mm赤道儀に取り付けての撮影である。全体のレンズ系の関係から画面に月全体は入らないが、皆既時の月面の映像がより細かく撮影できるのではないかと考えた。

 

 

 

 

 

 

 

月の左下から欠けはじめ、太陽光の反射面が少なくなるにつれて、地球の陰となった月面が赤銅色に浮かび上がってくる。普段見慣れたものとはかなり違った姿である。上の写真でほぼ全体が隠れた(皆既)写真を以下に拡大してみた。