臨済宗 東山雲厳寺。弘安6年〈1283年〉北条時宗が大壇越となり、
後嵯峨天皇第三皇子仏国国師が禅堂を開いた寺で、筑前の聖徳寺・紀州の興福寺・越前の永平寺と並んで禅宗の日本四大道場の一つでもあるそうだ。
入り口は階段のあるほうと、なだらかな坂の2箇所がある。山門の正面にある朱塗りのそり橋を渡ると、急な石段をとんとんと登ると山門があり、
釈迦堂・獅子玉殿が正面に一直線上に並んだ代表的な伽藍配置となっている。
周りを山々に囲まれてひっそりと佇む風景は、数百年間もここに
何も変わらずにいる様子を感じさせる。朱塗りの橋の下の小川は、冷たくて気持ちが良い。この寺も、この界隈ではご多分に漏れず、松尾芭蕉さんが
立ち寄ったというところで、境内に「啄木も庵はやぶらず夏木立」の句碑がたっている。アジサイの頃、紅葉の頃はまた一段と良い景色になるという。
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