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バーナー
今でも、キャンプ場には炊事場があるので薪で飯を炊くというのも
可能だが、やはりここは自分のサイトで家族や仲間と語らいながら料理をしたいものである。そこで、
調理用の火気としては、バーナーが必要となる。
一般的には二口のコンロを持ったツーバーナータイプが種類であるが、燃料はホワイトガソリンタイプと
ガスカートリッジタイプに別れる。それぞれ使い勝手や火力など一長一短があるので、好きなものを
選んだらいいが、我が家はシングルバーナーの時代から、コールマンのガソリンコンロを愛用している。 |
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パーコレーター
キャンプ場の朝、飲むコーヒーはまた格別にうまい。ぜひインスタントなんかではなく、
モンカフェなどという、紙くさいものでもなく、豆を挽いていれる本格的なサイホン式コーヒーにしてほしい。
なんでもない、やかんのようなのが、このパーコレーター。高級なステンレスのものから、安いものまで
いろいろとあるので、自分の好きなもの、大きさを選んでほしい。
もっぱら、やかん代わりに使われることがおおいのだけど。
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調理用具
キャンプ場での調理をする場合、人数にもよるが家族で行くことを
考慮すると少し大き目の調理器具のセットを買ったほうがいい。スパゲティを茹でたり、鍋を作ったりと
結構なべは大きなものと中くらいのものがあったほうがいい。小さいものは意外とやくに立たない。
フライパンは絶対あったほうがいいが、セット品に附属のフライパンはすぐに焦げてしまうので、
ちょっと思いが、これは家庭用のものを持って行くのがベスト。
忘れ勝ちになるのが、おたまと菜箸。そしてコーヒーを入れるにやかんがあると良い。 |
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食器
これは、なんでもいい。スーパーで5組セット品になっているもので十分。
いろいろな形のものがあるが、キャンプ場ではちょっと深めのカレー皿が一枚あればなんでも食べられる。
皿の中に区切りがあるものは一見、おかずを分類しておけそうで便利に見えるが、全く焼くに立たない。
多少、皿の中で交じり合ったところで、どうって事はないから。 |
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コップ
スープを飲んだり、コーヒーを飲んだり、大人はビールやお酒を飲んだりと
キャンプ場では、それぞれに違うコップを用意できない。さりとて、紙コップでは安定性が悪いし、
ごみにもなるので、各自一人一つずつマイコップを用意してもらいたい。昔からあるシェラカップは、
熱いものをいれても口元が熱くならないというが、粗悪品もあるので注意。
ステンレスのコップで、保温機構のついたものや、プラスチック製のコップもあるが、熱いものを熱く
冷たいものを冷たく飲むためには、ステンレス製がいい。 |
ビクトリノックス製アーミーナイフ、スイスチューリッヒにて購入 |
ナイフ
どんなに事件が起こっても、アウトドアではナイフが無くては生きて行けません。
家族で一緒に料理をしたり、工作をしたり。正しいナイフの使い方を子供達に教えたいものです。
用意するナイフは3種類。ひとつは調理するときのためのちょっと大き目のナイフ。手入れが必要ですが、
安さではフランス製のオピネルのナイフが一番です、No.10を使用してください。
次は、有名なアーミナイフ。ワインのコルク抜きが着いているものを必ず買ってください。
のこぎり、はさみも便利です。
最後の3つめが鉈や魔切りと呼ばれる山刀の類の大きなナイフです。が、一般のファミリーキャンプではこれは必要ないでしょうね。 |
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ティッシュ
これは絶対に忘れてはいけません。通常のティッシュペーパーの箱に、濡れティッシュ。
それにトイレットペーパーの3種類は切らさずにしましょう。本来の目的のほかにも調理の場面や、
片付けの場面ではよく使われます。 |
コールマン製、ジョイフル本田にて購入 |
クーラーボックス
クーラーボックスは、コールマンで決まりでしょう。数あるクーラー
を見てきたけど、意外にちゃちい感じがするが冷却能力は非常に高く重宝しています。釣り用具の店にも
置いてありますが、ディスカウントスーパーのもので十分。大きさは家族の人数によって決めましょう。
ちょっと大き目かなと思うのがよいが、キャンプサイトで運ぶのも考えてね。
これ以外にも、ちょっと小さ目のものや、夜のお酒のための氷専用のクーラーボックスも持っています。
折り畳みのできる、布製のクーラーに冷媒を入れてビールを忍ばせてのハイキングは、到着時の
冷たいビールが最高です。 |
卓上用七厘、「かもめーる」で当たったもの |
七厘
日帰りのBBQに出かけたり、冬場の夕食に鍋を囲んだりするときに
抜群の利便性を発揮するのが、この七厘。最近、少し売られている数も増えてきたので便利になりましたが、
ほんの10年くらい前ころは、だんだんと姿を消してしまった七厘は、なかなか手に入りにくいものでした。
BBQコンロより、手軽に扱えるしほとんど後片付けが要らないので、小人数のときにはBBQコンロ代わりにも。
形も、四角いもの丸いもの、昔ながらのものから金属製のものまで、最近は種々のものがあります。
我が家では、小さ目のものを使っています。その方が焼き鳥の串が燃えなくて助かります。そうそう、
焼き網は、七厘より少し大き目の四角い方が焼きすぎたものを待避させられるので得ですよ。 |
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炭
七厘には紀州備長炭、と行きたいところですが。ちょっと待ったです。
上等の備長炭は、とても硬く炭の持ちがよい分火付きが悪く、通常の素人ではまともに火をおこすことは
できないでしょう。そこで、かならずディスカウントスーパーで売られている、安いぼろ炭を一緒に持って
行ってください。最初はぼろ炭で火をおこし、全体に火が周ったら備長炭をくべて、おいしいBBQを楽しみましょう。 |