クリーンライフまつり
9月29日はクリーニングの日(2005, 23th)

05.9.25 東京・サンシャインシティ
主催 : クリーンライフ協会/全国クリーニング生活衛生同業組合連合会
後援 : 厚生労働省 協力 : 文化放送/日本バルーン協会



今年も「クリーニングの日」のキャンペーンがやってきた。例年通り現地へと向かった。
ステージ前には男女の人形に虹のオブジェ。頭上には太陽のマイラーと雲のオブジェの組み合わせが吊られている。天井付近にはバルーンドロップのネットも吊られている。中身は普通の風船に加え、スパイラルやジェット風船、それに先端に星印の付いたトッププリントが目立つ。今回の装飾は (あの世界一に輝いたゴールデンドラゴンの!!) 君塚加織さん率いるカーナバルバルーンの皆さんが担当したそうだ。


ステージ周辺

頭上には雲のオブジェが。雲が複数はいいとして、太陽がいくつもあるのは……???

天井付近、ドロップ用風船。中身は多彩。

会場の片隅では配布用の風船をふくらます作業が行われている。配布されるのは今年もイタリアRIFCO社のスクエアバルーンミニだ。3方に突起があり、ふくらますとほぼ正方形になる風船だ。ブロアでふくらましてスティックを取り付ける。ほとんどの風船が規定サイズを超えて洋ナシ形になっている。しかしこの作業を行っているのは全国クリーニング生活衛生同業組合連合会 (以下、全ク連) の方々であり、つまり普段はクリーニング店を営んでいる風船とは縁のない方々だ。多少のことは目をつぶろう。……と思ったら、JBAの矢部さんによれば、人形みたいに見えるようにわざとそうしていたのだそうだ。
また他のブースではマジックバルーンの準備も行われている。これは8の字型に捻られており、上記の配布された風船に髪の毛として飾るためのもの。


配布用風船の準備

髪の毛部分の準備

オープニングは今年は従来から少し遅れて正午から。司会はお馴染み文化放送の月岡逸弥・高橋小枝子の両氏。今回の風船ゲームについて、日本バルーン協会の波多野さんへのインタビューがあった。


オープニング。司会者からインタビューを受ける波多野さん

会場周辺では風船の配布が始まる。昨年はアンケートに答えると風船がもらえたが、今年は答えなくても風船はもらえる (アンケートに答えれば風船に加え抽選券がもらえる)。風船をもらったら工作コーナーで髪の毛を付け顔を書いたりできるが、これを行うには「みのりの箱」 (文化放送/全ク連で行っている募金活動) への寄付が必要だった。
また日本バルーン協会のブースでは例年通りみのりの箱協賛のマイラー風船の格安販売が行われている。ヘリウム風船が1個100円からという、通常では信じられない超特価での販売だった。


風船配布

工作コーナー。寄付が必要のため昨年より少な目か。

JBAによる風船即売

ステージが始まる。大道芸やショートコント、童謡塾はにほへとの皆さんによる童謡コンサート、文化放送のアナウンサーたちによるチャリティオークションなどが終わると、日本バルーン協会による風船ゲームだ。内容は昨年とほぼ同じ。みのりの箱に100円以上寄付してくれた50名が対象で、まず大きな風船を割り、中から出てきた風船を子供たちに拾ってもらう。次に小さな風船を割り、この中から出てきた小さな風船の色によって賞品が決まるというもの。大きな風船には今年はQualatexの3フィート地球模様が出てきた。「大きな音がするので気をつけてね」みんな耳を押さえる。ボン!! 中から出てきた風船にみんな飛びつく。まだこの段階では賞品はわからない。次に16インチハートの風船を割ってゆく。この中から出てきた風船の色と、手持ちの風船の色を合わせれば賞品が決定。賞品は「ドラえもん」ダブルバルーン、「お部屋は水族館」シリーズ、「となりのトトロ」マイラー風船に加え、ドラえもんカラー風船やぬりえ風船などゴム風船もあった。


地球柄の風船が割られる。これじゃ地球破壊だぁ

ボン!! 割れた瞬間

次に小さなハート型の風船を割られる。何が当たるかな?

最後のステージは童謡塾はにほへとの皆さんによる2回目の童謡コンサートだ (タイトル写真)。メンバーの中には4年前に「クリーニングの日」にやってきた渡辺かおりさん (左から2番目) や2年前に来た雨宮知子さん (一番左) の姿も見られた。
ラストナンバー「故郷」に合わせてバルーンドロップが行われた。古くから歌われている童謡にバルーンドロップって珍しい組み合わせのように思う。故郷だったらドロップする風船もそれに合わせて緑や水色や茶色など、それっぽいイメージの色を主体にすると曲とシンクロして良い雰囲気が出たのではないだろうか。





撤収が始まる。今年も風船はステージ前に飾られていた人形と虹のアーチも含め、すべて欲しい人にもらわれていった。雲と太陽のオブジェは人気があった。いつもはイベント終了後無残に割られてしまう風船も、今回は多くの人にもらわれて幸せだったね。



このイベントの日は天候が荒れることが多い。今年も雨こそ上がったが台風通過で昼間は猛烈な風が吹いていた。だが人出は非常に多く大盛況であった。来年も素晴らしいイベントを期待したい。